2.2. サービスの配置


この設定では、それぞれの分散コンピュートノード (DCN) サイトは、Compute および Block Storage (cinder) 用の独自のアベイラビリティーゾーン (AZ) 内にデプロイされます。

  • Cinder: 各 DCN サイトは Block Storage AZ を使用して cinder-volume サービスを実行します。cinder-volume サービスは、今後の更新においてアクティブ/アクティブ設定をサポートすることが想定されます。
  • glance: Image サービス (glance) は、中央サイトの Object Storage (swift) バックエンドを使用します。DCN サイト AZ で作成されたすべてのコンピュートインスタンスは、HTTP GET を使用して中央サイトからイメージを取得します。今後のリリースでは、Image サービスは中央サイトおよび DCN サイトで Ceph RBD バックエンドを使用します。その後、イメージを中央サイトから DCN サイトへ転送することができます。したがって、DCN の場所で COW ブートできます。
  • Ceph: このアーキテクチャーでは、Ceph は中央サイトでは実行されません。その代わりに、各 DCN サイトは、HCI を使用するコンピュートノードと共存する独自の Ceph クラスターを実行します。Ceph バックエンドは、Block Storage ボリュームにのみ使用されます。
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