8.6. ベアメタルノードプロビジョニングの属性
以下の表で、openstack baremetal node provision コマンドでベアメタルノードをプロビジョニングする際に使用できるパラメーター、属性、および値について説明します。
| パラメーター | 値 |
|---|---|
| name | ロール名 (必須) |
| count |
このロール用にプロビジョニングするノード数。デフォルト値は |
| defaults |
|
| instances |
特定のノードの属性を指定するために使用可能な値のディクショナリー。 |
| hostname_format |
このロールのデフォルトのホスト名形式を上書きします。デフォルトの形式では、小文字のロール名を使用します。たとえば、Controller ロールのデフォルト形式は、 |
構文の例
以下の例では、name はノードの論理名を指し、hostname は、オーバークラウドスタック名、ロール、および増分インデックスから派生して生成されたホスト名を指します。すべてのコントローラーサーバーは、デフォルトのカスタムイメージ overcloud-full-custom を使用し、予測可能なノード上にあります。コンピュートサーバーの 1 つは、カスタムホスト名 overcloud-compute-special の node04 上に予測的に配置され、残りの 99 のコンピュートサーバーは、使用可能なノードのプールから自動的に割り当てられるノード上にあります。
- name: Controller
count: 3
defaults:
image:
href: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.qcow2
instances:
- hostname: overcloud-controller-0
name: node00
- hostname: overcloud-controller-1
name: node01
- hostname: overcloud-controller-2
name: node02
- name: Compute
count: 100
instances:
- hostname: overcloud-compute-special
name: node04
| パラメーター | 値 |
|---|---|
| hostname |
ホスト名が |
| name | プロビジョニングするノードの名前 |
| image |
ノードにプロビジョニングするイメージの詳細。 |
| capabilities | ノードのケイパビリティーを照合する際の選択基準 |
| nics |
要求された NIC を表すディクショナリーの一覧。 |
| profile | 高度なプロファイルマッチングを使用する際の選択基準 |
| provisioned |
このノードがプロビジョニングされているかどうかを判断するブール値。デフォルト値は |
| resource_class |
ノードのリソースクラスを照合する際の選択基準。デフォルト値は |
| root_size_gb |
ルートパーティションのサイズ (GiB 単位)。デフォルト値は |
| swap_size_mb | スワップパーティションのサイズ (MiB 単位) |
| traits | ノード特性を照合する際の選択基準としての特性の一覧 |
構文の例
以下の例では、すべてのコントローラーサーバーでカスタムのデフォルトオーバークラウドイメージ overcloud-full-custom が使用されます。コントローラーサーバー overcloud-controller-0 は node00 上に予測的に配置され、カスタム設定のルートパーティションおよびスワップパーティションサイズを持ちます。他の 2 つのコントローラーサーバーは、利用可能なノードのプールから自動的に割り当てられるノード上にあり、デフォルト設定のルートパーティションおよびスワップパーティションサイズを持ちます。
- name: Controller
count: 3
defaults:
image:
href: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.qcow2
instances:
- hostname: overcloud-controller-0
name: node00
root_size_gb: 140
swap_size_mb: 600
| パラメーター | 値 |
|---|---|
| href |
glance イメージの参照、またはルートパーティションもしくは完全なディスクイメージの URL。サポートされる URL スキームは、 |
| checksum | href が URL の場合、この値はルートパーティションまたは完全なディスクイメージの SHA512 チェックサムでなければなりません。 |
| kernel | glance イメージの参照またはカーネルイメージの URL。パーティションイメージに対してのみ、この属性を使用します。 |
| ramdisk | glance イメージの参照または ramdisk イメージの URL。パーティションイメージに対してのみ、この属性を使用します。 |
構文の例
以下の例では、3 つのコントローラーサーバーは、すべて利用可能なノードのプールから自動的に割り当てられるノード上にあります。この環境の全コントローラーサーバーは、デフォルトのカスタムイメージ overcloud-full-custom を使用します。
- name: Controller
count: 3
defaults:
image:
href: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.qcow2
checksum: 1582054665
kernel: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.vmlinuz
ramdisk: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.initrd
| パラメーター | 値 |
|---|---|
| fixed_ip | この NIC に使用する特定の IP アドレス |
| network | この NIC のポートを作成する neutron ネットワーク |
| subnet | この NIC のポートを作成する neutron サブネット |
| port | 新しいポートを作成する代わりに使用する既存の neutron ポート |
構文の例
以下の例では、3 つのコントローラーサーバーは、すべて利用可能なノードのプールから自動的に割り当てられるノード上にあります。この環境の全コントローラーサーバーは、デフォルトのカスタムイメージ overcloud-full-custom を使用します。また、特定のネットワーク要件を持ちます。
- name: Controller
count: 3
defaults:
image:
href: file:///var/lib/ironic/images/overcloud-full-custom.qcow2
nics:
network: custom-network
subnet: custom-subnet