4.10. アンダークラウド設定の更新
新たな要件に合わせて、アンダークラウドの設定を変更する必要がある場合は、該当する設定ファイルを編集し、openstack undercloud install
コマンドを再度実行して、インストール後のアンダークラウド設定に変更を加えることができます。
手順
アンダークラウドの設定ファイルを変更します。以下の例では、
undercloud.conf
ファイルを編集して、有効なハードウェア種別の一覧にidrac
ハードウェア種別を追加しています。enabled_hardware_types = ipmi,redfish,idrac
openstack undercloud install
コマンドを実行し、新たな変更を反映させてアンダークラウドを更新します。[stack@director ~]$ openstack undercloud install
コマンドの実行が完了するまで待ちます。
stack
ユーザーを初期化し、コマンドラインツールを使用します。[stack@director ~]$ source ~/stackrc
プロンプトには、OpenStack コマンドがアンダークラウドに対して認証および実行されることが表示されるようになります。
(undercloud) [stack@director ~]$
director が新しい設定を適用していることを確認します。この例では、有効なハードウェア種別の一覧を確認しています。
(undercloud) [stack@director ~]$ openstack baremetal driver list +---------------------+----------------+ | Supported driver(s) | Active host(s) | +---------------------+----------------+ | idrac | unused | | ipmi | unused | | redfish | unused | +---------------------+----------------+
アンダークラウドの再設定が完了しました。