7.5. UEFI ブートモードの設定
デフォルトのブートモードは、レガシー BIOS モードです。新しいシステムでは、レガシー BIOS モードの代わりに UEFI ブートモードが必要な可能性があります。ブートモードを UEFI モードに変更するには、以下の手順を実施します。
手順
undercloud.conf
ファイルで以下のパラメーターを設定します。ipxe_enabled = True inspection_enable_uefi = True
undercloud.conf
ファイルを保存して、アンダークラウドのインストールを実行します。$ openstack undercloud install
インストールスクリプトが完了するまで待ちます。
登録済みの各ノードのブートモードを
uefi
に設定します。たとえば、capabilities
プロパティーにboot_mode
パラメーターを追加する場合や既存のパラメーターを置き換える場合には、以下のコマンドを実行します。$ NODE=<NODE NAME OR ID> ; openstack baremetal node set --property capabilities="boot_mode:uefi,$(openstack baremetal node show $NODE -f json -c properties | jq -r .properties.capabilities | sed "s/boot_mode:[^,]*,//g")" $NODE
注記profile
およびboot_option
のケイパビリティーが保持されていることを確認してください。$ openstack baremetal node show r530-12 -f json -c properties | jq -r .properties.capabilities
各フレーバーのブートモードを
uefi
に設定します。$ openstack flavor set --property capabilities:boot_mode='uefi' control