7.16. デプロイメント要件の検証
この機能は、本リリースでは テクノロジープレビュー として提供しているため、Red Hat では全面的にはサポートしていません。これは、テスト用途にのみご利用いただく機能で、実稼働環境にデプロイすべきではありません。テクノロジープレビュー機能についての詳しい情報は、「対象範囲の詳細」を参照してください。
pre-deployment 検証グループを実行して、デプロイメント要件を確認します。
手順
source コマンドで
stackrc
ファイルを読み込みます。$ source ~/stackrc
この検証には、オーバークラウドプランのコピーが必要です。必要なすべての環境ファイルと共に、オーバークラウドプランをアップロードします。プランのみをアップロードするには、
--update-plan-only
オプションを指定してopenstack overcloud deploy
コマンドを実行します。$ openstack overcloud deploy --templates \ -e environment-file1.yaml \ -e environment-file2.yaml \ ... --update-plan-only
--group pre-deployment オプションを指定して、
openstack tripleo validator run
コマンドを実行します。$ openstack tripleo validator run --group pre-deployment
オーバークラウドにデフォルトのプラン名
overcloud
以外の名前を使用する場合は、--plan
オプションでプラン名を設定します。$ openstack tripleo validator run --group pre-deployment \ --plan myovercloud
- 検証レポートの結果を確認します。
検証結果が FAILED
であっても、Red Hat OpenStack Platform のデプロイや実行が妨げられることはありません。ただし、FAILED
の検証結果は、実稼働環境で問題が発生する可能性があることを意味します。