検索

2.10. 新規プロジェクトの作成

download PDF

上記の統合ステップが完了した後に新規プロジェクトを作成する場合には、Default ドメインと、自分で作成した keystone ドメインのどちらに作成するかを決定する必要があります。これは、ワークフローとユーザーアカウントの管理方法を考慮して決定することができます。Default ドメインは、サービスアカウントと admin プロジェクトに使用する内部ドメインとして考えることができるので、AD でバッキングされているユーザーを異なる keystone ドメインに内に配置することは理にかなっています。これは、IdM ユーザーが管理されているのと全く同じ keystone ドメインである必要はありません。また、分離の目的で複数の keystone ドメインを使用することも可能です。

2.10.1. Dashboard へのログインプロセスの変更

Identity サービスに複数のドメインを設定すると、Dashboard のログインページに新しい ドメイン フィールドが有効になります。
ユーザーは、ログイン認証情報にマッチするドメインを入力する必要があります。このフィールドには、keystone で提示されるドメインの 1 つを手動で入力する必要があります。利用可能なエントリーを一覧表示するには、openstack コマンドを使用します。

以下の例では、IdM アカウントは LAB ドメインを指定する必要があります。admin のような組み込みの keystone アカウントには、ドメインに Default を指定する必要があります。

$ openstack domain list
+----------------------------------+---------+---------+----------------------------------------------------------------------+
| ID                               | Name    | Enabled | Description                                                          |
+----------------------------------+---------+---------+----------------------------------------------------------------------+
| 6800b0496429431ab1c4efbb3fe810d4 | LAB     | True    |                                                                      |
| default                          | Default | True    | Owns users and projects available on Identity API v2. |
+----------------------------------+---------+---------+----------------------------------------------------------------------+
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.