第5章 Dashboard のカスタマイズ
Red Hat OpenStack Platform の OpenStack dashboard では、horizon
コンテナー内に保管されるデフォルトのテーマ (RCUE
) が使用されます。コンテナーイメージに自分専用のテーマを追加して特定の dashboard パラメーターをカスタマイズすることで、OpenStack dashboard の外観および操作感をカスタマイズすることができます。このカスタマイズにより、以下の項目を変更することができます。
- ロゴ
- サイトの色
- スタイルシート
- HTML タイトル
- サイトのブランディングリンク
- ヘルプの URL
変更した Red Hat OpenStack Platform コンテナーイメージが継続的にサポートされるには、変更後のイメージが「Red Hat コンテナーのサポートポリシー」を順守する必要があります。
5.1. horizon コンテナーイメージの取得
horizon コンテナーイメージのコピーを取得する必要があります。このイメージを、アンダークラウドまたは podman
を実行する別のクライアントシステムのいずれかにプルすることができます。horizon コンテナーイメージをプルするには、以下のコマンドを実行します。
$ sudo podman pull registry.redhat.io/rhosp-rhel8/openstack-horizon
イメージ変更のベースとして、このイメージを使用できるようになりました。