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第5章 オールインワン Red Hat OpenStack Platform 環境のデプロイメント

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オールインワンの Red Hat OpenStack Platform 環境をデプロイする前に、システムを最新の状態にしてください。

[stack@all-in-one]$ sudo dnf update
[stack@all-in-one]$ sudo reboot

オールインワン環境をデプロイするには、次の手順を実施します。

  1. Red Hat の認証情報を使用して registry.redhat.io にログインします。

    [stack@all-in-one]$ sudo podman login registry.redhat.io
  2. デプロイメントコマンドで使用する環境変数をエクスポートします。以下の例では、IP アドレスに管理ネットワーク上の 192.168.25.2 が設定された eth1 インターフェースと共に、オールインワン環境をデプロイします。

    [stack@all-in-one]$ export IP=192.168.25.2
    [stack@all-in-one]$ export NETMASK=24
    [stack@all-in-one]$ export INTERFACE=eth1
  3. deploy コマンドを実行します。ご自分の環境に該当するすべての .yaml ファイルを指定するようにしてください。

    [stack@all-in-one]$ sudo openstack tripleo deploy \
      --templates \
      --local-ip=$IP/$NETMASK \
      -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/standalone/standalone-tripleo.yaml \
      -r /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles/Standalone.yaml \
      -e $HOME/containers-prepare-parameters.yaml \
      -e $HOME/standalone_parameters.yaml \
      --output-dir $HOME \
      --standalone

デプロイメントが正常に完了したら、/home/$USER/.config/openstack ディレクトリーの clouds.yaml 設定ファイルを使用して、OpenStack サービスにクエリーを行い検証することができます。

[stack@all-in-one]$ export OS_CLOUD=standalone
[stack@all-in-one]$ openstack endpoint list

Dashboard にアクセスするには、~/standalone-passwords.conf ファイルのデフォルトのユーザー名 adminundercloud_admin_password を使用します。

[stack@all-in-one]$ cat standalone-passwords.conf | grep undercloud_admin_password:
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