3.3.2. オーバークラウドの STF 接続の設定
STF 接続を設定するには、オーバークラウド用の AMQ Interconnect の接続設定など、ファイルを STF デプロイメントに対して作成する必要があります。イベントの収集と STF への保存を有効にし、オーバークラウドを展開します。
手順
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Red Hat OpenStack Platform アンダークラウドに
stack
ユーザーとしてログオンします。 /home/stack
ディレクトリーにstf-connectors.yaml
という設定ファイルを作成します。重要Service Telemetry Operator は、単一クラウドデプロイメント用の全データ取得およびデータストレージコンポーネントのデプロイメントを単純化します。データストレージドメインを複数のクラウドと共有するには、「複数のクラウドの設定」 を参照してください。
stf-connectors.yaml
ファイルで、オーバークラウド上の AMQ Interconnect を STF デプロイメントに接続するようにMetricsQdrConnectors
アドレスを設定します。-
CeilometerQdrPublishEvents: true
パラメーターを追加して、Ceilometer イベントの STF への収集および転送を有効にします。 host
パラメーターは、「AMQ Interconnect ルートアドレスの取得」 で取得したHOST/PORT
の値に置き換えます。parameter_defaults: EventPipelinePublishers: [] CeilometerQdrPublishEvents: true MetricsQdrConnectors: - host: stf-default-interconnect-5671-service-telemetry.apps.infra.watch port: 443 role: edge sslProfile: sslProfile verifyHostname: false
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collectd および AMQ Interconnect を設定にするには、以下のファイルを Red Hat OpenStack Platform director デプロイメントに追加します。
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stf-connectors.yaml
環境ファイル -
オーバークラウドのデプロイメント中に環境が使用されるようにする
enable-stf.yaml
ファイル Ceilometer Telemetry が STF に送信されることを確認する
ceilometer-write-qdr.yaml
ファイルopenstack overcloud deploy <other arguments> --templates /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates \ --environment-file <...other-environment-files...> \ --environment-file /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/metrics/ceilometer-write-qdr.yaml \ --environment-file /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/enable-stf.yaml \ --environment-file /home/stack/stf-connectors.yaml
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- Red Hat OpenStack Platform オーバークラウドのデプロイ