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2.2. STF 用 OCP 環境の準備

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STF 向けの OCP 環境を作成する場合には、永続ストレージ、十分なリソース、およびイベントストレージを計画する必要があります。

  • 実稼働環境レベルのデプロイメントができるように、永続ストレージが Red Hat OpenShift Container Platform クラスターで利用できるようにしてください。詳細は、「「永続ボリューム」」を参照してください。
  • Operators とアプリケーションコンテナーを動かすのに十分なリソースが確保されていることを確認してください。詳細は、「「リソースの割り当て」」を参照してください。
  • ElasticSearch をインストールするには、Community Catalog Source を使用する必要があります。コミュニティーカタログを使用しない場合や、イベントを保存しない場合は、「OCP 環境への STF のデプロイ」 を参照してください。
  • STF は ElasticSearch を使用してイベントを保存します。イベントには通常の vm.max_map_count よりも大きく必要になります。Red Hat OpenShift Container Platform では、vm.max_map_count の値がデフォルトで設定されます。vm.max_map_count の値を編集する方法は、「Node Tuning Operator」 を参照してください。

2.2.1. 永続ボリューム

STF は OCP の永続ストレージを使用して動的にボリュームをインスタンス化し、Prometheus および ElasticSearch がメトリクスおよびイベントを保存できるようにします。

関連情報

OCP の永続ストレージの設定に関する詳細は、「永続ストレージ について」を参照してください。

2.2.1.1. 一時ストレージの使用

警告

STF では一時ストレージを使用できます。ただし、一時ストレージを使用する場合は、Pod が再起動、更新、または別のノードに再スケジュールされると、データの損失が生じる可能性があります。一時ストレージは、本番環境ではなく、開発やテストにのみ使用してください。

手順

  • STF の一時ストレージを有効にするには、ServiceTelemetry マニフェストで storageEphemeralEnabled: true を設定します。

関連情報

STF の一時ストレージを有効にする方法は、「一時ストレージの設定」 を参照してください。

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