3.3. 基本的なコンテナー管理


擬似フォルダーは、オブジェクトを格納することができる論理デバイスで、入れ子が可能となっているので、整理がしやすくなります。たとえば、画像を保管する Images フォルダーや、ビデオを保管する Media フォルダーなどを作成することができます。

各プロジェクトに 1 つまたは複数のコンテナーを作成することができます。また、各コンテナーには、1 つまたは複数のオブジェクトまたは擬似フォルダーを作成することができます。

3.3.1. コンテナーの作成

  1. Dashboard で プロジェクト > オブジェクトストア > コンテナー を選択します。
  2. コンテナーの作成 をクリックします。
  3. コンテナー名 を指定して、コンテナーアクセス フィールドで以下のいずれかのオプションを選択します。

    説明

    プライベート

    アクセスを現在のプロジェクトのユーザーに制限します。

    パブリック

    パブリックの URL を使用して API アクセスを全員に許可します。ただし、Dashboard では、プロジェクトユーザーには、他のプロジェクトのパブリックコンテナーおよびデータは表示されません。

  4. コンテナーの作成 をクリックします。

新しいコンテナーはデフォルトのストレージポリシーを使用します。複数のストレージポリシーが定義されている場合には (たとえば、デフォルトと Erasure Coding を有効にするポリシーなど)、コマンドラインからデフォルト以外のストレージポリシーを使用するようにコンテナーを設定することができます。そのためには、以下のコマンドを実行します。

# swift post -H "X-Storage-Policy:POLICY" CONTAINERNAME

各オプションについての説明は以下のとおりです。

  • POLICY は、コンテナーで使用するポリシーの名前またはエイリアスに置き換えます。
  • CONTAINERNAME は、コンテナーの名前に置き換えてください。
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