4.2.4.2. IPv6 ネットワーク接続の確保


この機能は、本リリースでは テクノロジープレビュー として提供しているため、Red Hat では全面的にはサポートしていません。これは、テスト用途にのみご利用いただく機能で、実稼働環境にデプロイすべきではありません。テクノロジープレビュー機能についての詳しい情報は、「対象範囲の詳細」を参照してください。

ファイル共有への IPv6 ネットワーク接続を確保するには、以下の手順を実施します。

  1. StorageNFS ポート用のセキュリティーグループを作成し、(NFS マウントの開始に必要な) ポートから外部に出るパケットは許可する一方、未確立接続の着信パケットは拒否します。

    (user) [stack@undercloud-0 ~]$ openstack security group create no-ingress -f yaml
    created_at: '2018-09-19T08:19:58Z'
    description: no-ingress
    id: 66f67c24-cd8b-45e2-b60f-9eaedc79e3c5
    name: no-ingress
    project_id: 1e021e8b322a40968484e1af538b8b63
    revision_number: 2
    rules: 'created_at=''2018-09-19T08:19:58Z'', direction=''egress'', ethertype=''IPv4'',
     id=''6c7f643f-3715-4df5-9fef-0850fb6eaaf2'', updated_at=''2018-09-19T08:19:58Z''
    
     created_at=''2018-09-19T08:19:58Z'', direction=''egress'', ethertype=''IPv6'',                                                          id=''a8ca1ac2-fbe5-40e9-ab67-3e55b7a8632a'', updated_at=''2018-09-19T08:19:58Z'''
    updated_at: '2018-09-19T08:19:58Z'
  2. no-ingress セキュリティーグループによりセキュリティーを確保し、StorageNFS ネットワーク上にポートを作成します。

    $ openstack port create nfs-port0 --network StorageNFS --security-group no-ingress -f yaml
    admin_state_up: UP
    allowed_address_pairs: ''
    binding_host_id: null
    binding_profile: null
    binding_vif_details: null
    binding_vif_type: null
    binding_vnic_type: normal
    created_at: '2019-10-08T16:05:12Z'
    data_plane_status: null
    description: ''
    device_id: ''
    device_owner: ''
    dns_assignment: null
    dns_name: null
    extra_dhcp_opts: ''
    fixed_ips: ip_address='fd00:fd00:fd00:7000::c', subnet_id='ac5ad772-cd4a-4bb9-876b-2ceb77762209'
    id: 0561cb6b-9aa6-40d3-8b74-b8232c34af9f
    ip_address: null
    mac_address: fa:16:3e:44:32:46
    name: nfs-port0
    network_id: d41dcb27-3a3c-44f7-aebb-2e7b9b579ee6
    option_name: null
    option_value: null
    port_security_enabled: true
    project_id: 2e9876e230ab4bf5b0170d7f41cc8c92
    qos_policy_id: null
    revision_number: 6
    security_group_ids: 9a3255df-0b54-4c0a-ba39-a6c192f282af
    status: DOWN
    subnet_id: null
    tags: ''
    trunk_details: null
    updated_at: '2019-10-08T16:05:12Z'
  3. コンピュートインスタンスに nfs-port0 を追加します。

    $ openstack server add port demo-instance-0 nfs-port0
    $ openstack server list -f yaml
    - Flavor: m1.small
      ID: cb35cdaf-d8fa-4d7d-8b58-0f4fb8edd3f9
      Image: fedora27
      Name: demo-instance-0
      Networks: StorageNFS=fd00:fd00:fd00:7000::c; demo-net=172.20.0.7, 10.0.0.228
      Status: ACTIVE
  4. 以下のコマンドを実行して、StorageNFS ネットワークサブネットからの IPv6 アドレスがコンピュートインスタンスに割り当てられていることを確認します。

    $ openstack server list
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