第4章 クォータ管理
4.1. クォータ管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラウド管理者は、プロジェクトのクォータを設定、管理できます。各プロジェクトには、リソースが割り当てられており、プロジェクトユーザーには、これらのリソースを使用するパーミッションが付与されます。これにより、相互のパーミッションやリソースを干渉することなく、複数のプロジェクトが単一のクラウドを使用できます。リソースクォータのセットは、新規プロジェクトの作成時に事前設定されます。クォータには、プロジェクトに割り当て可能な仮想 CPU、インスタンス、RAM、Floating IP の数量が含まれます。クォータは、プロジェクトレベルとプロジェクトとユーザーレベルの両方で実行できます。Dashboard を使用して新規/既存のプロジェクトの Compute または Block Storage のクォータを設定または変更できる点に注意してください。Dashboard でのプロジェクトクォータの設定および更新の手順については、??? を参照してください。
4.1.1. ユーザーのコンピュートクォータの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユーザーに現在設定されているクォータの値を一覧表示するには、以下のコマンドを実行します。
$ nova quota-show --user [USER] --tenant [TENANT]
例
$ nova quota-show --user demoUser --tenant demo
+-----------------------------+-------+
| Quota | Limit |
+-----------------------------+-------+
| instances | 10 |
| cores | 20 |
| ram | 51200 |
| floating_ips | 5 |
| fixed_ips | -1 |
| metadata_items | 128 |
| injected_files | 5 |
| injected_file_content_bytes | 10240 |
| injected_file_path_bytes | 255 |
| key_pairs | 100 |
| security_groups | 10 |
| security_group_rules | 20 |
| server_groups | 10 |
| server_group_members | 10 |
+-----------------------------+-------+
4.1.2. ユーザーのコンピュートクォータの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
特定のクォータ値を更新するには、以下のコマンドを実行します。
$ nova quota-update --user [USER] --[QUOTA_NAME] [QUOTA_VALUE] [TENANT]
$ nova quota-show --user [USER] --tenant [TENANT]
例
$ nova quota-update --user demoUser --floating-ips 10 demo
$ nova quota-show --user demoUser --tenant demo
+-----------------------------+-------+
| Quota | Limit |
+-----------------------------+-------+
| instances | 10 |
| cores | 20 |
| ram | 51200 |
| floating_ips | 10 |
| ... | |
+-----------------------------+-------+
quota-update コマンドのオプション一覧を表示するには、以下を実行します。
$ nova help quota-update
4.1.3. ユーザーのオブジェクトストレージクォータの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オブジェクトストレージクォータは、以下のカテゴリーに分類できます。
- コンテナークォータ: 合計サイズ (バイト単位) または単一のコンテナーで保存可能なオブジェクト数を制限します。
- アカウントクォータ: Object Storage サービスでユーザーが利用可能な合計サイズ (バイト単位) を制限します。
コンテナークォータまたはアカウントクォータのいずれかを設定するには、Object Storage プロキシーサーバーにおいて、proxy-server.conf ファイルの [pipeline:main] セクションに container_quotas または account_quotas (または両方) のパラメーターを追加する必要があります。
[pipeline:main]
pipeline = catch_errors [...] tempauth container-quotas \
account-quotas slo dlo proxy-logging proxy-server
[filter:account_quotas]
use = egg:swift#account_quotas
[filter:container_quotas]
use = egg:swift#container_quotas
オブジェクトストレージクォータの表示および更新には、以下のコマンドを使用します。プロジェクトに含まれるすべてのユーザーには、そのプロジェクトに指定されているクォータが表示されます。プロジェクトに設定されているオブジェクトストレージのクォータを更新するには、そのプロジェクトの ResellerAdmin のロールが必要です。
アカウントクォータを表示するには、以下のコマンドを実行します。
# swift stat
Account: AUTH_b36ed2d326034beba0a9dd1fb19b70f9
Containers: 0
Objects: 0
Bytes: 0
Meta Quota-Bytes: 214748364800
X-Timestamp: 1351050521.29419
Content-Type: text/plain; charset=utf-8
Accept-Ranges: bytes
クォータを更新するには、以下を実行します。
# swift post -m quota-bytes:<BYTES>
たとえば、アカウントに 5 GB のクォータを指定します。
# swift post -m quota-bytes:5368709120
クォータの確認をするには swift stat コマンドをもう 1 度実行します。
# swift stat
Account: AUTH_b36ed2d326034beba0a9dd1fb19b70f9
Containers: 0
Objects: 0
Bytes: 0
Meta Quota-Bytes: 5368709120
X-Timestamp: 1351541410.38328
Content-Type: text/plain; charset=utf-8
Accept-Ranges: bytes