第3章 ネイティブ CephFS デプロイメント


Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境への一般的なネイティブ Ceph ファイルシステム (CephFS) インストールには、以下のコンポーネントが含まれます。

  • コンテナー化された Ceph メタデータサーバー (MDS)、Ceph モニター (MON)、および Shared File Systems (manila) サービスを実行する RHOSP コントローラーノード。これらのサービスのいくつかは、同じノードに共存する場合や、1 つまたは複数の専用のノードを持つ場合があります。
  • Ceph Storage ノードで実行されるコンテナー化されたオブジェクトストレージデーモン (OSD) を持つ Ceph Storage クラスター。
  • クライアントが Ceph サービスデーモンと通信できる Ceph パブリックネットワークとして機能する分離ストレージネットワーク。これを容易にするため、ユーザーはストレージネットワークをプロバイダーネットワークとして使用し、仮想マシンを接続して CephFS 共有をマウントします。
重要

CephFS ネイティブドライバーと共に Shared File Systems サービス (manila) を使用して、Manila CSI で OpenShift Container Platform にファイル共有を提供することはできません。Red Hat ではこのタイプのデプロイメントをサポートしないためです。詳細は、Red Hat のサポートにお問い合わせください。

Shared File Systems (manila) サービスの提供する API により、テナントはファイルシステムの共有を要求することができます。これは、ドライバーモジュールにより実施されます。Red Hat CephFS のドライバー (manila.share.drivers.cephfs.driver.CephFSDriver) により、Shared File System サービスはネイティブ CephFS をバックエンドとして使用することができます。

director がオーバークラウドに CephFS バックエンドを持つ Shared File Systems サービスをデプロイする場合、これにより必要なデータセンターのストレージネットワークが自動的に作成されます。ただし、オーバークラウド上に対応するストレージプロバイダーネットワークを作成する必要があります。詳細は、4章デプロイメント後設定の完了を参照してください。ネットワークプランニングに関する詳しい情報は、Director のインストールと使用方法オーバークラウドネットワーク を参照してください。

ノードの /var/lib/config-data/puppet-generated/manila/etc/manila/manila.conf ファイルを編集して Shared File Systems サービスを手動で設定することができますが、今後のオーバークラウド更新時に、Red Hat OpenStack Platform director を使用して任意の設定を上書きすることができます。Red Hat は、director が管理する Shared File Systems サービスのデプロイメントのみをサポートします。

本項では、director の管理する統合デプロイメントにおいてネイティブ CephFS をインストールする方法について説明します。

3.1. 要件

以下の要件を満たす場合には、新規または既存の Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境と共にネイティブ CephFS バックエンドをデプロイすることができます。

重要

RHOSP Shared File Systems サービスとネイティブ CephFS バックエンドの組み合わせは、Red Hat Ceph Storage バージョン 4.1 以降との使用でサポートされます。システムにインストールされている Ceph Storage のバージョンを確認する方法についての詳細は、What are the Red Hat Ceph Storage releases and corresponding Ceph package versions? を参照してください。

  • Shared File Systems サービスをコントローラーノードにインストールします。これがデフォルトの動作です。
  • Shared File Systems サービスには、CephFS バックエンドのインスタンスを 1 つだけ使用してください。
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