8.5. Ceph Dashboard へのアクセス
Ceph Dashboard が正常に実行されていることを確認するには、以下の検証手順を実施してアクセスし、Ceph クラスターから表示されるデータが正しいことを確認します。
手順
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アンダークラウドノードに
stack
ユーザーとしてログインします。 Dashboard の管理ログイン認証情報を取得します。
[stack@undercloud ~]$ grep dashboard_admin_password /var/lib/mistral/overcloud/ceph-ansible/group_vars/all.yml
Ceph Dashboard にアクセスするための仮想 IP アドレスを取得します。
[stack@undercloud-0 ~]$ grep dashboard_frontend_vip /var/lib/mistral/overcloud/ceph-ansible/group_vars/all.yml
Web ブラウザーを使用してフロントエンドの仮想 IP をポイントし、Dashboard にアクセスします。director はプロビジョニングネットワーク上で Dashboard を設定して公開するので、取得した仮想 IP を使用して、TCP ポート 8444 の Dashboard に直接アクセスできます。以下の条件を満たしていることを確認します。
- Web クライアントホストは、プロビジョニングネットワークに接続されたレイヤー 2 です。
プロビジョニングネットワークは適切にルーティングまたはプロキシーされ、Web クライアントホストからアクセスできます。これらの条件が満たされていない場合は、SSH トンネルを開いて、オーバークラウド上の Dashboard の仮想 IP に到達することができます。
client_host$ ssh -L 8444:<dashboard_vip>:8444 stack@<your undercloud>
<dashboard_vip> を取得したコントロールプレーンの仮想 IP の IP アドレスに置き換えます。
Dashboard にアクセスするには、Web ブラウザーで http://localhost:8444 にアクセスし、以下の詳細でログインします。
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ceph-ansible
が作成するデフォルトのユーザー: admin /var/lib/mistral/overcloud/ceph-ansible/group_vars/all.yml
のパスワード- 結果
- Ceph Dashboard にアクセスできます。
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Dashboard に表示される数字およびグラフには、CLI コマンドの
ceph -s
が返すのと同じクラスターステータスが反映されます。
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Red Hat Ceph Storage Dashboard に関する詳細は、Red Hat Ceph Storage Dashboard Guide を参照してください。