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第2章 分散コンピュートノード (DCN) デプロイメントのプランニング

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DCN アーキテクチャーを計画する際に、必要なテクノロジーが利用可能で、サポートされていることを確認します。

2.1. DCN アーキテクチャーのストレージに関する考慮事項

現在、DCN アーキテクチャー向けには以下の機能はサポートされていません。

  • 分散コンピュートノードアーキテクチャー上での Red Hat OpenStack Platform 13 から 16 への Fast Forward Upgrade (FFU)
  • エッジサイトにおける非ハイパーコンバージドストレージノード
  • エッジサイト間でのボリュームスナップショットのコピー。ボリュームからイメージを作成し、glance を使用してイメージをコピーすることで、これに対処することができます。イメージをコピーしたら、そこからボリュームを作成することができます。
  • サイト間でのボリュームの移行または種別変更
  • エッジサイトでの Ceph Rados Gateway (RGW)
  • エッジサイトでの CephFS
  • エッジサイトでのインスタンスの高可用性 (HA)
  • サイト間での RBD ミラーリング
  • エッジサイト間、または中央サイトからエッジサイトへの、ライブまたはコールドのインスタンスの移行。サイト境界内でインスタンスを移行することもできます。サイト間でイメージを移動するには、イメージのスナップショットを作成し、glance image-import を使用する必要があります。詳細は Confirming image snapshots can be created and copied between sites を確認を参照してください。

さらに、以下の点を考慮する必要があります。

  • イメージをエッジサイトにコピーする前に、中央サイトにイメージをアップロードする必要があります。各イメージのコピーは、中央サイトの Image サービス (glance) に存在している必要があります。
  • エッジサイトでインスタンスを作成する前に、そのエッジサイトにイメージのローカルコピーが必要です。
  • Image、Compute、Block Storage サービスに、RBD ストレージドライバーを使用する必要があります。
  • それぞれのサイトで、一意のアベイラビリティーゾーンを割り当て、NovaComputeAvailabilityZone および CinderStorageAvailabilityZone パラメーターに同じ値を使用します。
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