第2章 インプレースアップグレードの計画および準備


OpenStack Platform 環境のインプレースアップグレードを実施する前に、アップグレードのプランを作成し、正常なアップグレードを妨げる可能性のある障害に対処してください。

2.1. Red Hat OpenStack Platform 16.1 の理解

アップグレードを実施する前に Red Hat OpenStack Platform 16.1 をよく理解しておくことで、結果として生じる環境や、アップグレードに影響を与える可能性のあるバージョン間の変更点を理解することができます。Red Hat OpenStack Platform 16.1 の理解を深めるには、以下の推奨事項に従ってください。

  • アップグレードパスにわたるすべてのバージョンのリリースノートを確認し、計画が必要になる可能性のある要素を識別します。

    • 新しい機能が含まれるコンポーネント
    • 既知の問題

    以下のリンクから、各バージョンのリリースノートを確認してください。

  • バージョン 16.1 の director のインストールと使用方法 を参照し、新たな要件および本ガイドのプロセスについて十分に理解してください。
  • 概念実証用の Red Hat OpenStack Platform 16.1 アンダークラウドおよびオーバークラウドをインストールします。対象のバージョンの OpenStack Platform を実際に操作して経験を積み、対象のバージョンと現在のバージョンの違いを調査します。
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