9.5. Compute 名の形式の設定


Red Hat OpenStack Platform 13 では 、%stackname%-compute-%index% がコンピュートノードのデフォルトの命名形式として使用されます。Red Hat OpenStack Platform 16.1 は %stackname%-novacompute-%index% をコンピュートノードのデフォルトの命名形式として使用します。デフォルトの命名形式を変更して、元の Red Hat OpenStack Platform 13 の命名形式を維持します。元の命名形式を使用しない場合には、director は新しい命名形式の新たな OpenStack Compute (nova) エージェントを設定し、古い命名形式の既存の OpenStack Compute (nova) エージェントを孤立サービスとして維持します。

手順

  1. アンダークラウドに stack ユーザーとしてログインします。
  2. Compute の命名形式を設定します。

    • カスタムの roles_data ファイルを使用する場合には、カスタムの roles_data ファイルを編集し、Compute ロールの HostnameFormatDefault パラメーターを設定します。

      - name: Compute
        …​
        HostnameFormatDefault: '%stackname%-compute-%index%'
        …​

      カスタム roles_data ファイルを編集します。

    • openstack-tripleo-heat-templates でデフォルトの roles_data ファイルを使用する場合には、環境ファイルで命名形式を設定します。実際のノード数およびフレーバーに合わせて環境ファイルを編集します。このファイルは、通常 node-info.yaml という名前です。parameter_defaults セクションに ComputeHostnameFormat パラメーターを追加します。

      parameter_defaults:
        …​
        ComputeHostnameFormat: '%stackname%-compute-%index%'
        …​

      node-info.yaml ファイルを保存します。

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