18.3. Ceph Storage ノードのオペレーティングシステムのアップグレード
director を使用してデプロイされた Red Hat Ceph Storage クラスターがデプロイメントで使用される場合は、各 Ceph Storage ノードのオペレーティングシステムをアップグレードする必要があります。
デフォルトのスタック名 (overcloud) を使用していない場合は、--stack STACK NAME オプションでスタック名を設定します。STACK NAME は実際のスタック名に置き換えます。
手順
stackrcファイルを取得します。$ source ~/stackrcCeph Storage ノードを選択し、オペレーティングシステムをアップグレードします。
ceph_systemdタグを指定して外部アップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud external-upgrade run --stack STACK NAME --tags ceph_systemd -e ceph_ansible_limit=overcloud-cephstorage-0このコマンドにより、以下の操作が行われます。
- Podman 管理を使用するために、Ceph Storage コンテナーを制御する systemd ユニットを変更する。
-
ceph_ansible_limit変数を使用して、アクションを選択したノードに制限する。
このステップは、
leappによるアップグレードに向けて Ceph Storage サービスを準備するための予備的な処置です。system_upgradeタグを指定してアップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --tags system_upgrade --limit overcloud-cephstorage-0このコマンドにより、以下のアクションが行われます。
- Leapp によるオペレーティングシステムのアップグレードを実施する。
- Leapp によるアップグレードの一部としてリブートを実施する。
(オプション) Ceph のサブスクリプションを使用し、Ceph ストレージノード用に
overcloud-minimalイメージを使用するように director を設定している場合は、以下の手順を完了する必要があります。ノードにログインし、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のマイナーリリースバージョンの設定を解除します。
$ sudo subscription-manager release --unsetノードでシステムの更新を実行します。
$ sudo dnf -y updateノードをリブートします。
$ sudo reboot
タグを指定せずにアップグレードコマンドを実行します。
$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --limit overcloud-cephstorage-0このコマンドにより
config-downloadPlaybook が実行され、Ceph Storage ノードでコンポーザブルサービスが設定されます。このステップでは、Ceph Storage ノードは Red Hat Ceph Storage 4 にアップグレードされません。Red Hat Ceph Storage 4 へのアップグレードは、後の手順で実施されます。
次の Ceph Storage ノードを選択し、オペレーティングシステムをアップグレードします。
ceph_systemdタグを指定して外部アップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud external-upgrade run --stack STACK NAME --tags ceph_systemd -e ceph_ansible_limit=overcloud-cephstorage-1このコマンドにより、以下の操作が行われます。
- Podman 管理を使用するために、Ceph Storage コンテナーを制御する systemd ユニットを変更する。
-
ceph_ansible_limit変数を使用して、アクションを選択したノードに制限する。
このステップは、
leappによるアップグレードに向けて Ceph Storage サービスを準備するための予備的な処置です。system_upgradeタグを指定してアップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --tags system_upgrade --limit overcloud-cephstorage-1このコマンドにより、以下のアクションが行われます。
- Leapp によるオペレーティングシステムのアップグレードを実施する。
- Leapp によるアップグレードの一部としてリブートを実施する。
タグを指定せずにアップグレードコマンドを実行します。
$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --limit overcloud-cephstorage-1このコマンドにより
config-downloadPlaybook が実行され、Ceph Storage ノードでコンポーザブルサービスが設定されます。このステップでは、Ceph Storage ノードは Red Hat Ceph Storage 4 にアップグレードされません。Red Hat Ceph Storage 4 へのアップグレードは、後の手順で実施されます。
最後の Ceph Storage ノードを選択し、オペレーティングシステムをアップグレードします。
ceph_systemdタグを指定して外部アップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud external-upgrade run --stack STACK NAME --tags ceph_systemd -e ceph_ansible_limit=overcloud-cephstorage-2このコマンドにより、以下の操作が行われます。
- Podman 管理を使用するために、Ceph Storage コンテナーを制御する systemd ユニットを変更する。
-
ceph_ansible_limit変数を使用して、アクションを選択したノードに制限する。
このステップは、
leappによるアップグレードに向けて Ceph Storage サービスを準備するための予備的な処置です。system_upgradeタグを指定してアップグレードコマンドを実行します。$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --tags system_upgrade --limit overcloud-cephstorage-2このコマンドにより、以下のアクションが行われます。
- Leapp によるオペレーティングシステムのアップグレードを実施する。
- Leapp によるアップグレードの一部としてリブートを実施する。
タグを指定せずにアップグレードコマンドを実行します。
$ openstack overcloud upgrade run --stack STACK NAME --limit overcloud-cephstorage-2このコマンドにより
config-downloadPlaybook が実行され、Ceph Storage ノードでコンポーザブルサービスが設定されます。このステップでは、Ceph Storage ノードは Red Hat Ceph Storage 4 にアップグレードされません。Red Hat Ceph Storage 4 へのアップグレードは、後の手順で実施されます。