第10章 例: OVS-DPDK および SR-IOV ならびに VXLAN トンネリングの設定
OVS-DPDK および SR-IOV インターフェイスの両方を持つ Compute ノードをデプロイすることができます。クラスターには ML2/OVS および VXLAN トンネリングが含まれます。
オーバークラウドロールを生成する際に、ロール設定ファイル (例: roles_data.yaml
) で、OS::TripleO::Services::Tuned
が含まれる行をコメントアウトまたは削除します。
ServicesDefault: # - OS::TripleO::Services::Tuned
ServicesDefault:
# - OS::TripleO::Services::Tuned
OS::TripleO::Services::Tuned
をコメントアウトまたは削除した場合は、要件に合わせて TunedProfileName
パラメーターを設定することができます (例: "cpu-partitioning"
)。OS::TripleO::Services::Tuned
行をコメントアウトまたは削除せずに再デプロイすると、TunedProfileName
パラメーターには、設定した他の値ではなく "throughput-performance"
のデフォルト値が設定されます。
10.1. ロールデータの設定
Red Hat OpenStack Platform では、roles_data.yaml
ファイルにデフォルトロールのセットが用意されています。独自の roles_data.yaml
ファイルを作成して、必要なロールをサポートすることができます。
以下の例では、ComputeOvsDpdkSriov ロールを作成します。Red Hat OpenStack Platform でのロール作成に関する情報は、オーバークラウドの高度なカスタマイズ を参照してください。以下の例で使用する特定のロールの詳細については、roles_data.yaml を参照してください。