2.2. ML2/OVN databases


Red Hat OpenStack Platform ML2/OVN デプロイメントでは、ネットワーク設定情報は共有分散データベースを介してプロセス間で受け渡されます。これらのデータベースを調べて、ネットワークのステータスを確認し、問題を特定できます。

OVN ノースバウンドデータベース

ノースバウンドデータベース (OVN_Northbound) は、OVN と Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) などのクラウド管理システムの間のインターフェイスとして機能します。RHOSP は、ノースバウンドデータベースのコンテンツを生成します。

ノースバウンドデータベースには、ネットワークの現在の望ましい状態が含まれており、論理ポート、論理スイッチ、論理ルーターなどのコレクションとして提示されます。すべての RHOSP Networking サービス (neutron) オブジェクトは、ノースバウンドデータベースのテーブルに表示されます。

OVN サウスバウンドデータベース
サウスバウンドデータベース (OVN_Southbound) は、OVN システムが仮想ネットワークの抽象化をサポートするための論理的および物理的な設定状態を保持します。ovn-controller は、このデータベース内の情報を使用して、ネットワークサービス (neutron) の要件を満たすように OVS を設定します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.