4.6. Shared File Systems サービスのデフォルトクォータの変更
気付かぬままにシステムリソースをすべて消費してしまうのを防ぐために、クラウド管理者はクォータを設定することができます。クォータとは、運用上の制限です。
4.6.1. クォータのリスト表示
クラウド管理者は、manila quote-show
コマンドを使用して、プロジェクトまたはユーザーのクォータをリスト表示できます。オプションの --user
パラメーターを指定すると、指定したプロジェクトでそのユーザーに設定されたクォータを表示することができます。このパラメーターを省略した場合には、指定したプロジェクトに設定されたクォータが表示されます。
クォータは、更新や削除が可能です。shares、snapshots、gigabytes、snapshot-gigabytes、share-networks、share_groups、share_group_snapshots、および share-type のクォータを更新することができます。
手順
使用方法に関する説明を表示するには、以下のコマンドを実行します。
# manila help quota-show # manila help quota-update # manila help quota-delete