7.7. イメージ準備エントリーの階層化


ContainerImagePrepare パラメーターの値は YAML リストです。したがって、複数のエントリーを指定することができます。

次の例は、16.2.1-hotfix のタグが付いた nova-api イメージ以外のすべてのイメージの最新版を director が使用する 2 つのエントリーを示しています。

parameter_defaults:
  ContainerImagePrepare:
  - tag_from_label: "{version}-{release}"
    push_destination: true
    excludes:
    - nova-api
    set:
      namespace: registry.redhat.io/rhosp-rhel8
      name_prefix: openstack-
      name_suffix: ''
      tag:16.2
  - push_destination: true
    includes:
    - nova-api
    set:
      namespace: registry.redhat.io/rhosp-rhel8
      tag: 16.2.1-hotfix

includes および excludes のパラメーターでは、各エントリーのイメージの絞り込みをコントロールするのに正規表現が使用されます。includes 設定と一致するイメージが、excludes と一致するイメージに優先します。一致するとみなされるためには、イメージ名に includes または excludes の正規表現の値が含まれている必要があります。

ブロックストレージ (シンダー) ドライバーがプラグインと呼ばれるベンダー提供のシンダーボリュームイメージを必要とする場合も、同様の手法が使用されます。Block Storage ドライバーにプラグインが必要な場合は、Advanced Overcloud Customization ガイドの Deploying a vendor plugin を参照してください。

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