24.9. 完全なディスクイメージのビルド
環境変数を設定してイメージをカスタマイズしたら、openstack overcloud image build
コマンドを使用してイメージを作成します。
手順
必要なすべての設定ファイルを指定して、
openstack overcloud image build
コマンドを実行します。# openstack overcloud image build \ --image-name overcloud-hardened-full \ 1 --config-file /home/stack/overcloud-hardened-images-python3-custom.yaml \ 2 --config-file /usr/share/openstack-tripleo-common/image-yaml/overcloud-hardened-images-rhel8.yaml 3
- 1
- UEFI ディスク全体のイメージの場合は、
overcloud-hardened-uefi-full
を使用します。 - 2
overcloud-hardened-images-python3-custom.yaml
ファイルは、新しいディスクサイズを含むカスタム設定ファイルです。異なるカスタムディスクサイズを使用していない場合は、代わりに元の/usr/share/openstack-tripleo-common/image-yaml/overcloud-hardened-images-python3.yaml
ファイルを使用してください。標準の UEFI の完全なディスクイメージの場合は、overcloud-hardened-images-uefi-python3.yaml
を使用します。- 3
- UEFI の完全なディスクイメージの場合は、
overcloud-hardened-images-uefi-rhel8.yaml
を使用します。
このコマンドにより、必要なセキュリティー機能がすべて含まれた、
overcloud-hardened-full.qcow2
という名前のイメージが作成されます。