3.7. コンテナーイメージ準備のパラメーター
コンテナー準備用のデフォルトファイル (containers-prepare-parameter.yaml
) には、ContainerImagePrepare
heat パラメーターが含まれます。このパラメーターで、イメージのセットを準備するためのさまざまな設定を定義します。
parameter_defaults: ContainerImagePrepare: - (strategy one) - (strategy two) - (strategy three) ...
それぞれの設定では、サブパラメーターのセットにより使用するイメージやイメージの使用方法を定義することができます。以下の表には、ContainerImagePrepare
ストラテジーの各設定で使用することのできるサブパラメーターの情報をまとめています。
パラメーター | 説明 |
---|---|
| 設定からイメージ名を除外する正規表現のリスト |
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設定に含める正規表現のリスト。少なくとも 1 つのイメージ名が既存のイメージと一致している必要があります。 |
|
対象となるイメージのタグに追加する文字列。たとえば、16.2.3-5.161 のタグが付けられたイメージをプルし、 |
| 変更するイメージを絞り込むイメージラベルのディクショナリー。イメージが定義したラベルと一致する場合には、director はそのイメージを変更プロセスに含めます。 |
| イメージのアップロード中 (ただし目的のレジストリーにプッシュする前) に実行する Ansible ロール名の文字列 |
|
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| アップロードプロセス中にイメージをプッシュするレジストリーの名前空間を定義します。
実稼働環境でこのパラメーターを
|
| 元のコンテナーイメージをプルするソースレジストリー |
|
初期イメージの取得場所を定義する、 |
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指定したコンテナーイメージのメタデータラベルの値を使用して、すべてのイメージのタグを作成し、そのタグが付けられたイメージをプルします。たとえば、 |
イメージをアンダークラウドにプッシュする場合は、push_destination: UNDERCLOUD_IP:PORT
の代わりに push_destination: true
を使用します。push_destination: true
手法を使用することで、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスの両方で一貫性が確保されます。
set
パラメーターには、複数の キー: 値
定義を設定することができます。
キー | 説明 |
---|---|
| Ceph Storage コンテナーイメージの名前 |
| Ceph Storage コンテナーイメージの名前空間 |
| Ceph Storage コンテナーイメージのタグ |
| Ceph Storage Alert Manager コンテナーイメージの名前、namespace、およびタグ。 |
| Ceph Storage Grafana コンテナーイメージの名前、namespace、およびタグ。 |
| Ceph Storage Node Exporter コンテナーイメージの名前、namespace、およびタグ。 |
| Ceph Storage Prometheus コンテナーイメージの名前、namespace、およびタグ。 |
| 各 OpenStack サービスイメージの接頭辞 |
| 各 OpenStack サービスイメージの接尾辞 |
| 各 OpenStack サービスイメージの名前空間 |
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使用する OpenStack Networking (neutron) コンテナーを定義するのに使用するドライバー。標準の |
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ソースからの全イメージに特定のタグを設定します。定義されていない場合は、director は Red Hat OpenStack Platform のバージョン番号をデフォルト値として使用します。このパラメーターは、 |
コンテナーイメージでは、Red Hat OpenStack Platform のバージョンに基づいたマルチストリームタグが使用されます。したがって、今後 latest
タグは使用されません。