30.7. 手動管理ドライバー
電源管理を持たないベアメタルデバイスを制御するには、manual-management ドライバーを使用します。director は登録されたベアメタルデバイスを制御しないので、イントロスペクションおよびデプロイメントの特定の時点で、手動で電源管理操作を実施する必要があります。
重要
このオプションは、テストおよび評価の目的でのみ利用することができます。Red Hat OpenStack Platform のエンタープライズ環境には推奨していません。
- pm_type
このオプションを
manual-managementに設定します。- このドライバーは、電源管理を制御しないので、認証情報は使用しません。
-
このドライバーを有効にするには、
undercloud.confのenabled_hardware_typesオプションにmanual-managementを追加してから、openstack undercloud installコマンドを再実行します。 -
instackenv.jsonノードインベントリーファイルで、手動で管理するノードのpm_typeをmanual-managementに設定します。
イントロスペクション
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ノードのイントロスペクションを実行する際には、
openstack overcloud node introspectコマンドを実行した後に手動でノードを起動します。ノードが PXE を介して起動することを確認します。 -
ノードクリーニングを有効にしている場合は、
openstack baremetal node listコマンドを実行した際にIntrospection completedメッセージが表示され、各ノードの状態がclean waitになった後、手動でノードを再起動するようにしてください。ノードが PXE を介して起動することを確認します。 - イントロスペクションとクリーニングのプロセスが完了したら、ノードをシャットダウンします。
Deployment
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オーバークラウドデプロイメントを実行する場合は、
openstack baremetal node listコマンドを使用してノードのステータスを確認してください。ノードのステータスがdeployingからwait call-backに変わるまで待ってから、ノードを手動で開始します。ノードが PXE を介して起動することを確認します。 -
オーバークラウドプロビジョニングプロセスが完了すると、ノードはシャットダウンします。設定プロセスを開始するには、ディスクからノードを起動する必要があります。プロビジョニングの完了を確認するには、
openstack baremetal node listコマンドを使用してノードのステータスを確認し、ノードのステータスが各ノードでactiveに変わるまで待ちます。ノードステータスがactiveな場合、プロビジョニングされたオーバークラウドノードを手動で起動します。