3.5. コンフィグドライブ
インスタンスのブート時に、インスタンスにコンフィグドライブを接続することができます。コンフィグドライブは読み取り専用ドライブとしてインスタンスに提示されます。インスタンスはこのドライブをマウントして、そこからファイルを読み取ることができます。このコンフィグドライブを cloud-init
の情報源として使用できます。コンフィグドライブは、cloud-init
(サーバーのブートストラップ用) と組み合わせる場合や、インスタンスに大容量のファイルを渡す場合に有用です。たとえば、cloud-init
を設定して、インスタンスの初回ブート中にコンフィグドライブを自動的にマウントして設定スクリプトを実行することができます。コンフィグドライブは config-2
のボリュームラベルで作成され、インスタンスのブート時にインスタンスにアタッチされます。コンフィグドライブに渡される追加ファイルの内容は、コンフィグドライブの openstack/{version}/
ディレクトリー内の user_data
ファイルに追加されます。cloud-init
はこのファイルからユーザーデータを取得します。