5.5. ポート上での NUMA アフィニティーを持つインスタンスの作成
ポートで NUMA アフィニティーを使用してインスタンスを作成するには、必要な NUMA アフィニティーポリシーを使用してポートを作成し、インスタンスの作成時にポートを指定します。
注記
ポート NUMA アフィニティーポリシーは、フレーバー、イメージ、および PCI NUMA アフィニティーポリシーよりも優先されます。クラウド Operator は、PCI パススルーデバイスごとにデフォルトの NUMA アフィニティーポリシーを設定できます。インスタンスのフレーバー、イメージ、またはポートを使用して、インスタンスに適用されるデフォルトの NUMA アフィニティーポリシーをオーバーライドできます。
前提条件
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port-numa-affinity-policy
拡張機能はクラウドプラットフォームで有効にする必要があります。 - サービスプラグインは Networking サービス (neutron) で設定する必要があります。
手順
必要な NUMA アフィニティーポリシーでポートを作成します。
$ openstack port create --network <network> \ [--numa-policy-required | --numa-policy-preferred | --numa-policy-legacy] \ myNUMAAffinityPort
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<network>
は、インスタンスを接続するテナントネットワークの名前または ID に置き換えます。 次のいずれかのオプションを使用して、ポートに適用する NUMA アフィニティーポリシーを指定します。
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--numa-policy-required
- このポートのスケジューリングに必要な NUMA アフィニティーポリシー。 -
--numa-policy-preferred
- このポートのスケジューリング用に優先される NUMA アフィニティーポリシー。 -
--numa-policy-legacy
- レガシーモードを使用してこのポートをスケジュールする NUMA アフィニティーポリシー。
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インスタンスを作成します。
$ openstack server create --flavor <flavor> \ --image <image> --port <port> \ --wait myNUMAAffinityInstance
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<flavor>
は、インスタンスに必要なハードウェアプロファイルを持つフレーバーの名前または ID に置き換えます。 -
<image>
は、インスタンスに必要なソフトウェアプロファイルを含むイメージの名前または ID に置き換えます。 -
<port>
は、ステップ 1 で作成したポートの名前または ID に置き換えてください。
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