11.5. インスタンス管理の操作
インスタンスを作成したら、以下の管理操作を実行できます。
操作 | 説明 | コマンド |
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インスタンスの停止 | インスタンスを停止します。 | |
インスタンスの起動 | 停止しているインスタンスを起動します。 | |
実行中のインスタンスの一時停止 | 即座に実行中のインスタンスを一時停止します。インスタンスの状態がメモリー (RAM) に保存されます。一時停止されたインスタンスは、引き続きフリーズの状態で実行されます。一時停止アクションの確認は求められません。 | |
一時停止されたインスタンスの実行再開 | 一時停止されたインスタンスをすぐに再開します。再開アクションの確認は求められません。 | |
実行中のインスタンスの中断 | 即座に実行中のインスタンスを中断します。インスタンスの状態がインスタンスのディスクに保存されます。中断アクションの確認は求められません。 | |
中断されたインスタンスの実行再開 | 中断されたインスタンスを直ちに再開します。インスタンスの状態がインスタンスのディスクに保存されます。再開アクションの確認は求められません。 | |
インスタンスの削除 | インスタンスを完全に破棄します。破棄アクションの確認は求められません。ソフト削除を有効にするようにクラウドが設定されていない限り、削除されたインスタンスは復元できません。 注記 インスタンスを削除しても、接続されていたボリュームは削除されません。接続されていたボリュームは別途削除する必要があります。詳細は、ストレージガイド の Block Storage サービスボリュームの削除 を参照してください。 | |
インスタンスメタデータの編集 | インスタンスのメタデータを使用して、インスタンスの属性を指定することができます。詳細は、カスタムインスタンスの作成 を参照してください。 |
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セキュリティーグループの追加 | 指定したセキュリティーグループをインスタンスに追加します。 | |
セキュリティーグループの削除 | 指定したセキュリティーグループをインスタンスから削除します。 | |
システムの障害やアクセスの失敗などの緊急事態では、インスタンスをレスキューモードに配置できます。これにより、インスタンスがシャットダウンされ、ルートディスクが一時サーバーにマウントされます。一時サーバーに接続して、システムを修復し、データを復元できます。 実行中のインスタンスをレスキューモードにリブートすることもできます。たとえば、インスタンスのファイルシステムが破損している場合は、この操作が必要になる場合があります。 | ||
レスキューされたインスタンスの復元 | レスキューされたインスタンスをリブートします。 | |
インスタンスログの表示 | インスタンスのコンソールログの最新のセクションを表示します。 | |
インスタンスを退避すると、インスタンスのデータとリソースの割り当てが保持されますが、インスタンスのメモリーはクリアされます。クラウドの設定によっては、退避されたインスタンスは、即座に、または一定時間の後に、 | ||
インスタンスの復元 | 退避したインスタンスのディスクイメージを使用して、インスタンスを復元します。 | |
インスタンスのロック | 管理者以外のユーザーがインスタンスでアクションを実行しないようにインスタンスをロックします。 | |
インスタンスのソフトリブート | インスタンスを正常に停止して再起動します。ソフトリブートは、全プロセスを正常にシャットダウンしてから、インスタンスを再起動するように試みます。デフォルトでは、インスタンスをリブートするとソフトリブートになります。 | |
インスタンスのハードリブート | インスタンスを停止して再起動します。ハードリブートにより、インスタンスの電源をシャットダウンしてから再びオンにします。 | |
インスタンスの再ビルド | 新しいイメージおよびディスクパーティションのオプションを使用して、インスタンスを再ビルドします。これには、インスタンスのシャットダウン、イメージの再作成、およびリブートが伴います。オペレーティングシステムの問題が発生する場合は、インスタンスを終了して起動する代わりに、このオプションを使用します。 |