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4.7. オーバークラウドへのベアメタルノードの登録

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Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) director には、物理マシンのハードウェアおよび電源管理の詳細を指定するカスタムノード定義テンプレートが必要です。このテンプレートは、JSON または YAML 形式で作成できます。物理マシンをベアメタルノードとして登録したら、それらをイントロスペクトし、最後にプロビジョニングします。

注記

事前にプロビジョニングされたベアメタルノードを使用している場合は、ベアメタルノードの登録、イントロスペクト、およびプロビジョニングをスキップして、スパイン/リーフ対応のオーバークラウドのデプロイ に進むことができます。

前提条件

  • アンダークラウドホストへのアクセスと stack ユーザーの認証情報。

手順

  1. アンダークラウドホストに stack ユーザーとしてログインします。
  2. stackrc アンダークラウド認証情報ファイルを入手します。

    $ source ~/stackrc
  3. 新しいノード定義テンプレート (barematal-nodes.yaml など) を作成します。ハードウェアと電源管理の詳細を含む物理マシンのリストを追加します。

    nodes:
      - name: "node01"
        ports:
          - address: "aa:aa:aa:aa:aa:aa"
            physical_network: ctlplane
            local_link_connection:
              switch_id: "52:54:00:00:00:00"
              port_id: p0
        cpu: 4
        memory: 6144
        disk: 40
        arch: "x86_64"
        pm_type: "ipmi"
        pm_user: "admin"
        pm_password: "p@55w0rd!"
        pm_addr: "192.168.24.205"
      - name: "node02"
        ports:
          - address: "bb:bb:bb:bb:bb:bb"
            physical_network: ctlplane
            local_link_connection:
              switch_id: "52:54:00:00:00:00"
              port_id: p0
        cpu: 4
        memory: 6144
        disk: 40
        arch: "x86_64"
        pm_type: "ipmi"
        pm_user: "admin"
        pm_password: "p@55w0rd!"
        pm_addr: "192.168.24.206"

    ヒント

    テンプレートパラメーター値と JSON の例の詳細は、director を使用した Red Hat OpenStack Platform のインストールと管理 ガイドの オーバークラウドのノードの登録 を参照してください。

  4. テンプレートのフォーマットと構文を確認します。

    $ openstack overcloud node import --validate-only ~/templates/\
    baremetal-nodes.yaml

  5. エラーを修正し、ノード定義テンプレートを保存します。
  6. ノード定義テンプレートを RHOSP director にインポートして、各ノードをテンプレートから director に登録します。

    $ openstack overcloud node import ~/baremetal-nodes.yaml

検証

  • ノードの登録と設定が完了したら、director がノードを正常に登録したことを確認します。

    $ openstack baremetal node list

    baremetal node list コマンドにはインポートされたノードが含まれており、ステータスが manageable である必要があります。

次のステップ

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