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2.4. インスタンス HA による退避のテスト

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インスタンス HA がインスタンスを正常に退避することをテストするには、コンピュートノードで退避をトリガーし、インスタンス HA エージェントが正常にインスタンスを退避して別のコンピュートノードに再作成することを確認します。

警告

以下の手順では、コンピュートノードを故意にクラッシュさせます。これにより、インスタンス HA によるインスタンスの自動退避がトリガーされます。

前提条件

  • インスタンス HA がコンピュートノードにデプロイされている。

手順

  1. オーバークラウドで 1 つ以上のインスタンスを起動します。

    stack@director $ . overcloudrc
    stack@director $ openstack server create --image cirros --flavor 2 test-failover
    stack@director $ openstack server list -c Name -c Status
  2. インスタンスをホストするコンピュートノードにログインし、root ユーザーに変更します。compute-n をコンピュートノードの名前に置き換えます。

    stack@director $ . stackrc
    stack@director $ ssh -l tripleo-admin compute-n
    tripleo-admin@compute-n $ su -
  3. コンピュートノードをクラッシュさせます。

    root@compute-n $ echo c > /proc/sysrq-trigger
  4. ノードが再起動するまで数分待ってから、クラッシュしたコンピュートノードのインスタンスが別のコンピュートノードで再作成されていることを確認します。

    stack@director $ openstack server list -c Name -c Status
    stack@director $ openstack compute service list
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