7.5.2. ロールのカスタム特性とリソースクラスの宣言


ロールのカスタム特性とリソースクラスを宣言するには、role ファイルで CustomProviderInventories パラメーターを設定する必要があります。

手順

  1. Controller ロールおよび Compute ロール、およびオーバークラウドに必要なその他のロールを含む、roles_data_custom_traits.yaml という名前の新しいロールデータファイルを生成します。

    (undercloud)$ openstack overcloud roles \
     generate -o /home/stack/templates/roles_data_roles_data_custom_traits.yaml \
     Compute:Compute Controller
  2. 以下の設定例を使用して、リソースプロバイダーで利用可能なカスタムリソースクラスおよび特性を設定します。

    次の例では、ComputeGpu ロールのカスタムリソースクラスとカスタム特性を宣言します。

     ##########################
      # GPU configuration #
      ##########################
    
      ComputeGpuParameters:
        NovaVGPUTypesDeviceAddressesMapping: {'nvidia-319': ['0000:82:00.0'],
                                              'nvidia-320': ['0000:04:00.0']}
        CustomProviderInventories:
          - name: computegpu-0.localdomain_pci_0000_04_00_0
            traits:
              - CUSTOM_NVIDIA_12
          - name: computegpu-0.localdomain_pci_0000_82_00_0
            traits:
              - CUSTOM_NVIDIA_11
          - name: computegpu-1.localdomain_pci_0000_04_00_0
            traits:
              - CUSTOM_NVIDIA_12
          - name: computegpu-1.localdomain_pci_0000_82_00_0
            traits:
              - CUSTOM_NVIDIA_11
          - uuid: $COMPUTE_NODE
            inventories:
              CUSTOM_EXAMPLE_RESOURCE_CLASS:
                total: 100 
    1
    
                reserved: 0 
    2
    
                min_unit: 1 
    3
    
                max_unit: 10 
    4
    
                step_size: 1 
    5
    
                allocation_ratio: 1.0 
    6
    
              CUSTOM_ANOTHER_EXAMPLE_RESOURCE_CLASS:
                total: 100
            traits:
            # This Compute node enables support for P-state and C-state control
              - CUSTOM_P_STATE_ENABLED
              - CUSTOM_C_STATE_ENABLED
    • CUSTOM_EXAMPLE_RESOURCE_CLASS をリソースクラスの名前に置き換えます。カスタムリソースクラスは接頭辞 CUSTOM_ で始まり、A から Z までの文字、0 から 9 までの数字、およびアンダースコア "_" だけを使用する必要があります。
    • <1> total は、このリソースプロバイダーで使用可能な CUSTOM_EXAMPLE_RESOURCE_CLASS の数です。
    • <2> は、このリソースプロバイダー用に予約されている CUSTOM_EXAMPLE_RESOURCE_CLASS の数です。
    • <3> min_unit は、単一インスタンスが消費できるリソースの最小単位です。
    • <4> max_unit は、単一インスタンスが消費できるリソースの最大単位です。
    • <5> step_size は消費量の増分数です。
    • <6> allocation_ratio は、リソースの過剰割り当てを設定します。allocation_ratio を 1.0 に設定すると、過剰割り当ては許可されません。ただし、allocation_ration が 1.0 より大きい場合、使用可能なリソースの合計は物理的に存在するリソースよりも多くなります。
  3. ロールファイルを保存して閉じます。
  4. その他の環境ファイルと共にロールファイルをスタックに追加して、オーバークラウドをデプロイします。

    (undercloud)$ openstack overcloud deploy --templates \
    -e [your environment files] \
    -e /home/stack/templates/roles_data_roles_data_custom_traits.yaml
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