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9.2. VDPA コンピュートノードの設定

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クラウドユーザーが VIRTIO データパスアクセラレーション (VDPA) ポートを使用するインスタンスを作成できるようにするには、VDPA デバイスを持つコンピュートノードを設定します。

手順

  1. VDPA コンピュートノードを設定するための新しいコンピューティング環境ファイル (vdpa_compute.yaml など) を作成します。
  2. PciPassthroughFilterNUMATopologyFilter を、vdpa_compute.yamlNovaSchedulerEnabledFilters パラメーターに追加します。

    parameter_defaults:
      NovaSchedulerEnabledFilters: ['AvailabilityZoneFilter','ComputeFilter','ComputeCapabilitiesFilter','ImagePropertiesFilter','ServerGroupAntiAffinityFilter','ServerGroupAffinityFilter','PciPassthroughFilter','NUMATopologyFilter']
  3. NovaPCIPassthrough パラメーターを vdpa_compute.yaml に追加して、コンピュートノード上の VDPA デバイスで使用可能な PCI を指定します。たとえば、NVIDIA® ConnectX®-6 Dx デバイスを、インスタンスへのパススルーに使用できる PCI デバイスのプールに追加するには、次の設定を vdpa_compute.yaml に追加します。

    parameter_defaults:
      ...
      ComputeVdpaParameters:
        NovaPCIPassthrough:
        - vendor_id: "15b3"
          product_id: "101d"
          address: "06:00.0"
          physical_network: "tenant"
        - vendor_id: "15b3"
          product_id: "101d"
          address: "06:00.1"
          physical_network: "tenant"

    NovaPCIPassthrough の設定方法の詳細は、NovaPCIPassthrough 設定のガイドライン を参照してください。

  4. KernelArgs パラメーターを vdpa_compute.yaml に追加して、各コンピュートノード BIOS で入出力メモリー管理ユニット (IOMMU) を有効にします。たとえば、Intel Corporation IOMMU を有効にするには、次の KernalArgs 設定を使用します。

    parameter_defaults:
      ...
      ComputeVdpaParameters:
        ...
        KernelArgs: "intel_iommu=on iommu=pt"

    AMD IOMMU を有効にするには、KernelArgs"amd_iommu=on iommu=pt" に設定します。

    注記

    KernelArgs パラメーターをロールの設定に初めて追加すると、オーバークラウドのデプロイメント中にオーバークラウドノードが自動的に再起動します。必要に応じて、ノードの自動再起動を無効にし、代わりに各オーバークラウドのデプロイ後にノードの再起動を手動で実行できます。詳細は、KernelArgs を定義するための手動でのノード再起動の設定 を参照してください。

  5. ネットワーク環境ファイルを開き、次の設定を追加して物理ネットワークを定義します。

    parameter_defaults:
      ...
      NeutronBridgeMappings:
      - <bridge_map_1>
      - <bridge_map_n>
      NeutronTunnelTypes: '<tunnel_types>'
      NeutronNetworkType: '<network_types>'
      NeutronNetworkVLANRanges:
      - <network_vlan_range_1>
      - <network_vlan_range_n>
    • <bridge_map_1>、および <bridge_map_n> までのすべてのブリッジマッピングを、VDPA ブリッジに使用する論理から物理へのブリッジマッピングに置き換えます。たとえば、tenant:br-tenant です。
    • <tunnel_types> を、プロジェクトネットワークのトンネルタイプのコンマ区切りリストに置き換えます。たとえば、geneve です。
    • <network_types> を Networking サービス (neutron) のプロジェクトネットワークタイプのコンマ区切りリストに置き換えます。利用可能なネットワークがすべてなくなるまで、最初に指定した種別が使用されます。その後、次の種別が使用されます。たとえば、geneve,vlan です。
    • <network_vlan_range_1>、および<network_vlan_range_n> までのすべての物理ネットワークと VLAN 範囲を、サポートする ML2 および OVN VLAN マッピング範囲に置き換えます。たとえば、datacenter:1:1000tenant:100:299
  6. その他の環境ファイルと共にこれらのカスタム環境ファイルをスタックに追加して、オーバークラウドをデプロイします。

    (undercloud)$ openstack overcloud deploy --templates \
      -e [your environment files] \
      -r /home/stack/templates/roles_data_vdpa.yaml \
      -e /home/stack/templates/network-environment.yaml \
      -e /home/stack/templates/vdpa_compute.yaml \
      -e /home/stack/templates/overcloud-baremetal-deployed.yaml \
      -e /home/stack/templates/node-info.yaml

検証

  1. VDPA デバイスでインスタンスを作成します。詳細は、インスタンスの作成と管理 ガイドの VDPA インターフェイスを使用したインスタンスの作成 を参照してください。
  2. クラウドユーザーとしてインスタンスにログインします。詳細は、インスタンスの作成と管理 ガイドの インスタンスへの接続 を参照してください。
  3. インスタンスから VDPA デバイスにアクセスできることを確認します。

    $ openstack port show vdpa-port
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