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4.2. エミュレータースレッドの設定

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コンピュートノードには、エミュレータースレッドと呼ばれる各インスタンスのハイパーバイザーとリンクするオーバーヘッドタスクがあります。デフォルトでは、エミュレータースレッドはインスタンスと同じ CPU で実行され、インスタンスのパフォーマンスに影響を及ぼします。

エミュレータースレッドポリシーを設定して、インスタンスが使用する CPU とは別の CPU でエミュレータースレッドを実行することができます。

注記
  • パケットロスを避けるために、NFV デプロイメントでは絶対に仮想 CPU のプリエンプションを行わないでください。

前提条件

  • CPU ピニングが有効になっている。

手順

  1. アンダークラウドに stack ユーザーとしてログインします。
  2. Compute 環境ファイルを開きます。
  3. CPU ピニングを必要とするインスタンス用に物理 CPU コアを確保するには、Compute 環境ファイルで NovaComputeCpuDedicatedSet パラメーターを設定します。たとえば、以下の設定では、32 コア CPU を持つコンピュートノードに専用の CPU を設定します。

    parameter_defaults:
      ...
      NovaComputeCpuDedicatedSet: 2-15,18-31
      ...

    詳しくは、コンピュートノードでの CPU ピニングの設定 を参照してください。

  4. エミュレータースレッド用に物理 CPU コアを確保するには、Compute 環境ファイルで NovaComputeCpuSharedSet パラメーターを設定します。たとえば、以下の設定では、32 コア CPU を持つコンピュートノードに共有の CPU を設定します。

    parameter_defaults:
      ...
      NovaComputeCpuSharedSet: 0,1,16,17
      ...
    注記

    Compute スケジューラーは、共有 (またはフローティング) CPU 上で動作するインスタンス用にも共有セット内の CPU を使用します。詳しくは、コンピュートノードでの CPU ピニングの設定を参照してください。

  5. NovaSchedulerEnabledFilters パラメーターにまだ NUMATopologyFilter がなければ、この Compute スケジュールフィルターを追加します。
  6. その他の環境ファイルと共に Compute 環境ファイルをスタックに追加して、オーバークラウドをデプロイします。

    (undercloud)$ openstack overcloud deploy --templates \
     -e [your environment files] \
     -e /home/stack/templates/<compute_environment_file>.yaml
  7. インスタンスのエミュレータースレッドを NovaComputeCpuSharedSet を使用して設定した共有 CPU から選択した専用の CPU 上で実行するフレーバーを設定します。

    (overcloud)$ openstack flavor set --property hw:cpu_policy=dedicated \
     --property hw:emulator_threads_policy=share \
     dedicated_emulator_threads

    hw:emulator_threads_policy の設定オプションについての詳しい情報は、Flavor metadataEmulator threads policy を参照してください。

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