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18.3. director Operator 環境のアップグレードの準備

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RHOSP 17.1 へのアップグレードに向けて、director Operator (OSPdO) でデプロイされた Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境を準備する必要があります。

手順

  1. openstackcontrolplane CR で openStackRelease を 17.1 に設定します。

    $ oc patch openstackcontrolplane -n openstack overcloud --type=json -p="[{'op': 'replace', 'path': '/spec/openStackRelease', 'value': '17.1'}]"
  2. OSPdO ClusterServiceVersion (csv) CR を取得します。

    $ oc get csv -n openstack
  3. OpenStackConfigGenerator CR のすべてのインスタンスを削除します。

    $ oc delete -n openstack openstackconfiggenerator --all
  4. デプロイメントに HCI が含まれている場合は、RHEL8 の openstackclient イメージで RHOSP 17.1 を使用して、ceph-ansible から cephadm への変更を実行する必要があります。

    $ oc patch openstackclient -n openstack openstackclient --type=json -p="[{'op': 'replace', 'path': '/spec/imageURL', 'value': 'registry.redhat.io/rhosp-rhel8/openstack-tripleoclient:17.1'}]"

    デプロイメントに HCI が含まれていない場合、または cephadm の導入がすでに完了している場合は、openstackclient CR から現在の imageURL を削除して、17.1 OSPdO のデフォルトの openstackclient イメージに切り替えます。

    $ oc patch openstackclient -n openstack openstackclient --type=json -p="[{'op': 'remove', 'path': '/spec/imageURL'}]"
  5. オーバークラウドでフェンシングを有効にしている場合は、アップグレード中にコントローラーノードの 1 つでフェンシングを一時的に無効にする必要があります。

    $ oc rsh -n openstack openstackclient
    $ ssh controller-0.ctlplane "sudo pcs property set stonith-enabled=false"
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