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6.2. オーバークラウドのオペレーティングシステムの登録

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Director Operator (OSPdO) がオーバークラウドノードを設定する前に、すべてのノードのオペレーティングシステムを Red Hat Customer Portal または Red Hat Satellite Server に登録し、ノードのリポジトリーを有効にする必要があります。

OpenStackControlPlane CR の一部として、OSPdO は、リモートシェル (RSH) 経由でアクセスして Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) コマンドを実行する OpenStackClient Pod を作成します。この Pod には、/home/cloud-admin/ctlplane-ansible-inventory という名前の Ansible インベントリースクリプトも含まれています。

ノードを登録するには、redhat_subscription Ansible モジュールを OpenStackClient Pod のインベントリースクリプトと共に使用できます。

手順

  1. OpenStackClient Pod への RSH 接続を開きます。

    $ oc rsh -n openstack openstackclient
  2. cloud-admin ホームディレクトリーに移動します。

    $ cd /home/cloud-admin
  3. ノードを登録する redhat_subscription モジュールを使用して Playbook を作成します。たとえば、以下の Playbook はコントローラーノードを登録します。

    ---
    - name: Register Controller nodes
      hosts: Controller
      become: yes
      vars:
        repos:
          - rhel-9-for-x86_64-baseos-eus-rpms
          - rhel-9-for-x86_64-appstream-eus-rpms
          - rhel-9-for-x86_64-highavailability-eus-rpms
          - openstack-17.1-for-rhel-9-x86_64-rpms
          - fast-datapath-for-rhel-9-x86_64-rpms
          - rhceph-6-tools-for-rhel-9-x86_64-rpms
      tasks:
        - name: Register system 1
          redhat_subscription:
            username: myusername
            password: p@55w0rd!
            org_id: 1234567
            release: 9.2
            pool_ids: 1a85f9223e3d5e43013e3d6e8ff506fd
        - name: Disable all repos 2
          command: "subscription-manager repos --disable *"
        - name: Enable Controller node repos 3
          command: "subscription-manager repos --enable {{ item }}"
          with_items: "{{ repos }}"
    1
    ノードを登録するタスク。
    2
    自動有効化されたリポジトリーを無効にするタスク。
    3
    コントローラーノードに関連するリポジトリーのみを有効にするタスク。リポジトリーは repos 変数でリストされます。
  4. 必要なリポジトリーにオーバークラウドノードを登録します。

    $ ansible-playbook -i /home/cloud-admin/ctlplane-ansible-inventory ./rhsm.yaml
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