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5.4. Ceph Object Gateway オブジェクトストレージ

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Ceph Object Gateway (RGW) は、Red Hat Ceph Storage クラスター内のオブジェクトストレージ機能にアクセスするためのインターフェイスを提供します。

director を使用して、Ceph をデプロイすると、director は RGW を自動的に有効にします。これは、Object Storage サービス (swift) を直接置き換えるものです。通常、Object Storage サービスを使用するサービスは、追加の設定なしで、代わりに RGW を使用できます。Object Storage サービスは、アップグレードされた Ceph クラスターのオブジェクトストレージオプションとして引き続き利用できます。

個別の RGW 環境ファイルを有効にする必要はありません。その他のオブジェクトストレージオプションの環境ファイルの詳細については、「Red Hat OpenStack Platform オブジェクトストレージのデプロイメントオプション」 を参照してください。

デフォルトでは、Ceph Storage は Object Storage Daemon (OSD) ごとに 250 の配置グループを許可します。RGW を有効にすると、Ceph Storage は RGW に必要な次の 6 つの追加プールを作成します。

  • .rgw.root
  • <zone_name>.rgw.control
  • <zone_name>.rgw.meta
  • <zone_name>.rgw.log
  • <zone_name>.rgw.buckets.index
  • <zone_name>.rgw.buckets.data
注記

デプロイメントでは、<zone_name> は、プールが属するゾーンの名前に置き換えられます。

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