6.4. 要件
以下の要件を満たす場合には、新規または既存の Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境と共にネイティブ CephFS バックエンドをデプロイすることができます。
- Red Hat OpenStack Platform バージョン 17.0 以降を使用する。
- ネイティブ CephFS バックエンドと同時に、新しい Red Hat Ceph Storage クラスターを設定する。Ceph Storage のデプロイ方法については、director を使用した Red Hat Ceph Storage と Red Hat OpenStack Platform のデプロイ を参照してください。
重要
RHOSP Shared File Systems サービス (manila) とネイティブ CephFS バックエンドの組み合わせは、Red Hat Ceph Storage バージョン 5.2 以降との使用でサポートされます。システムにインストールされている Ceph Storage のバージョンを確認する方法についての詳細は、Red Hat Ceph Storage releases and corresponding Ceph package versions を参照してください。
- Shared File Systems サービスをコントローラーノードにインストールします。これがデフォルトの動作です。
- Shared File Systems サービスには、CephFS バックエンドのインスタンスを 1 つだけ使用してください。