7.4.2. 事前にプロビジョニングされたノードでのユーザーの作成
事前にプロビジョニングされたノードを使用してオーバークラウドを設定する場合、director はオーバークラウドノードに SSH アクセスする必要があります。事前にプロビジョニングされたノードごとに SSH キー認証を使用するユーザーを作成し、そのユーザーに対してパスワードなしの sudo アクセスを設定する必要があります。事前にプロビジョニングされたノードでユーザーを作成したら、openstack overcloud deploy コマンドで --overcloud-ssh-user および-- overcloud-ssh-key オプションを使用して、事前にプロビジョニングされたノードでオーバークラウドを作成することができます。
オーバークラウドの SSH ユーザーおよびオーバークラウドの SSH 鍵のデフォルト値は tripleo-admin ユーザーおよび ~/.ssh/id_rsa なので、事前にプロビジョニングされたノードごとに tripleo-admin という名前のユーザーを作成します。以下の手順により、コントローラーノードに tripleo-admin ユーザーを作成します。オーバークラウドに追加する事前にプロビジョニングされたノードごとに、この手順を繰り返します。
手順
tripleo-adminユーザーを作成し、コントローラーノードにパスワードを設定します。[root@controller-0 ~]# useradd tripleo-admin [root@controller-0 ~]# passwd <password>-
<
;password> をtripleo-adminユーザーのパスワードに置き換えます。
-
<
sudoを使用する際に、このユーザーがパスワードを要求されないようにします。[root@controller-0 ~]# echo "tripleo-admin ALL=(root) NOPASSWD:ALL" | tee -a /etc/sudoers.d/tripleo-admin [root@controller-0 ~]# chmod 0440 /etc/sudoers.d/tripleo-admin-
コントローラーノードの SSH 設定で
PasswordAuthentication Yesを設定します。 tripleo-adminユーザーの公開 SSH 鍵を director ノードからコントローラーノードにコピーします。[stack@director ~]$ ssh-copy-id tripleo-admin@192.168.24.2-
コントローラーノードの SSH 設定で
PasswordAuthentication Noを設定します。 - ノードへのアクセス時に、SSH キーを使用して認証できることを確認します。