第1章 マイナー更新の準備


お使いの Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 17.1 環境を、最新のパッケージおよびコンテナーで更新された状態に維持してください。

次のバージョンのアップグレードパスを使用します。

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更新前の RHOSP バージョン新規 RHOSP バージョン

Red Hat OpenStack Platform 17.0.z

Red Hat OpenStack Platform 17.1 (最新)

Red Hat OpenStack Platform 17.1.z

Red Hat OpenStack Platform 17.1 (最新)

マイナー更新のワークフロー

RHOSP 環境のマイナー更新には、アンダークラウドおよびオーバークラウドホスト上の RPM パッケージとコンテナー、および必要に応じてサービス設定の更新が含まれます。データプレーンとコントロールプレーンは、マイナー更新中に完全に利用可能になります。RHOSP 環境を更新するには、次の各手順を完了する必要があります。

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更新手順説明

アンダークラウドの更新

Director パッケージが更新され、コンテナーが置き換えられ、アンダークラウドが再起動されます。

オプションの ovn-controller 更新

すべての ovn-controller コンテナーは、すべてのコンピューティングホストとコントローラーホスト上で並行して更新されます。

ha-image-update 外部

Pacemaker 制御サービスのコンテナーイメージ名を更新します。サービスの中断はありません。この手順は、システムをバージョン 17.0.z から最新の 17.1 リリースに更新するお客様にのみ該当します。

Pacemaker サービスを含むコントローラーノードとコンポーザブルノードのオーバークラウド更新

オーバークラウドの更新中、Pacemaker サービスは各ホストで停止します。Pacemaker サービスが停止している間、ホスト上の RPM、コンテナー設定データ、およびコンテナーが更新されます。Pacemaker サービスが再起動すると、ホストが再度追加されます。

Pacemaker サービスを使用しないコンポーザブルノードのオーバークラウド更新

Networker、ObjectStorage、BlockStorage、または Pacemaker サービスを含まないその他のロールは、一度に 1 ノードずつ更新されます。

コンピュートノードのオーバークラウド更新

複数のノードが並行して更新されます。ノードを並列実行する場合のデフォルト値は 25 です。

Ceph ノードのオーバークラウド更新

Ceph ノードは一度に 1 ノードずつ更新されます。

Ceph クラスターの更新

Ceph サービスは、cephadm を使用して更新されます。更新はデーモンごとに行われ、CephMgrCephMonCephOSD から始まり、その後追加のデーモンが続きます。

注記

インフラストラクチャーがマルチスタックの場合は、各オーバークラウドスタックを一度に 1 つずつ完全に更新します。分散コンピュートノード (DCN) インフラストラクチャーがある場合は、中央のロケーションでオーバークラウドを完全に更新してから、各エッジサイトでオーバークラウドを一度に 1 つずつ更新します。

さらに、管理者はマイナー更新中に次の操作を実行できます。

  • 仮想マシンの移行
  • 仮想マシンネットワークの作成
  • 追加のクラウド操作の実行

マイナー更新中は、次の操作はサポートされません。

  • Controller ノードの置き換え
  • ロールのスケールインまたはスケールアウト

RHOSP 環境を更新する前の考慮事項

更新プロセス中のガイドとして、次の情報を考慮してください。

  • Red Hat は、アンダークラウドおよびオーバークラウドの制御プレーンをバックアップすることを推奨しています。ノードのバックアップについて詳しくは、アンダークラウドおよびコントロールプレーンノードのバックアップと復元 を参照してください。
  • 更新を妨げる可能性のある既知の問題を把握してください。
  • 更新する前に、可能な更新パスとアップグレードパスを把握してください。詳細は、「ロングライフリリースのアップグレードパス」 を参照してください。
  • 現在のメンテナンスリリースを確認するには、$ cat /etc/rhosp-release を実行してください。環境を更新した後にこのコマンドを実行して、更新を検証することもできます。
重要

単一のコントローラーノードでの更新はサポートされていません。

手順

マイナー更新用に RHOSP 環境を準備するには、以下の手順を実行します。

1.1. ロングライフリリースのアップグレードパス

更新を開始する前に、可能な更新およびアップグレードパスを把握する必要があります。

注記

RHOSP および RHEL の現行バージョンは、/etc/rhosp-release および /etc/redhat-release ファイルで確認できます。

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表1.1 バージョンの更新パス
現行バージョン更新後のバージョン

RHEL 9.0 / RHOSP 17.0.x

最新の RHEL 9.0 /最新の RHOSP 17.0

RHEL 9.2 / RHOSP 17.1.x

最新の RHEL 9.2 / 最新の RHOSP 17.1

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表1.2 バージョンのアップグレードパス
現行バージョン更新後のバージョン

RHEL 7.7 上の RHOSP 10

最新の RHEL 7.9 における最新の RHOSP 13

RHEL 7.9 上の RHOSP 13

最新の RHEL 8.2 における最新の RHOSP 16.1

RHEL 7.9 上の RHOSP 13

最新の RHEL 8.4 における最新の RHOSP 16.2

RHEL 8.4 の RHOSP 16

最新の RHEL 9.0 における最新の RHOSP 17.1

詳細は、16.2 から 17.1 へのアップグレードフレームワーク を参照してください。

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