3.10. すべての Ceph Storage ノードの更新
Red Hat Ceph Storage ノードを最新の RHOSP 17.1 バージョンに更新します。
RHOSP 17.1 は RHEL 9.2 でサポートされています。ただし、Ceph Storage ロールにマップされているホストは、最新のメジャー RHEL リリースに更新されます。詳細は、Red Hat Ceph Storage: サポートされる設定 を参照してください。
前提条件
ceph-mon
サービスを実行している Ceph Monitor または Controller ノードで、Red Hat Ceph Storage クラスターのステータスが正常であり、pg ステータスがactive+clean
であることを確認する。$ sudo cephadm -- shell ceph status
Ceph クラスターが正常な場合、
HEALTH_OK
のステータスが返されます。Ceph クラスターのステータスが異常な場合、
HEALTH_WARN
またはHEALTH_ERR
のステータスが返されます。トラブルシューティングのガイダンスは、Red Hat Ceph Storage 5 トラブルシューティングガイド または Red Hat Ceph Storage 6 トラブルシューティングガイド を参照してください。
手順
-
アンダークラウドホストに
stack
ユーザーとしてログインします。 stackrc
アンダークラウド認証情報ファイルを入手します。$ source ~/stackrc
更新コマンドを実行します。
$ openstack overcloud update run --stack <stack_name> --limit CephStorage
-
オーバークラウドスタックの名前がデフォルトのスタック名
overcloud
と異なる場合は、スタック名を--stack
オプションで設定し、<stack_name>
をスタックの名前に置き換えます。
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オーバークラウドスタックの名前がデフォルトのスタック名
- ノードの更新が完了するまで待ちます。