4.4. オーバークラウドの更新後の RHOSP の検証
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境を更新した後、tripleo-validations
Playbook を使用してオーバークラウドを検証します。
検証の詳細は、director を使用した Red Hat OpenStack Platform のインストールと管理 の 検証フレームワークの使用 を参照してください。
手順
-
アンダークラウドホストに
stack
ユーザーとしてログインします。 stackrc
アンダークラウド認証情報ファイルを入手します。$ source ~/stackrc
検証を実行します。
$ validation run -i ~/overcloud-deploy/<stack>/tripleo-ansible-inventory.yaml --group post-update
- <stack> をスタックの名前に置き換えます。
検証
- 検証レポートの結果を表示するには、director を使用した Red Hat OpenStack Platform のインストールと管理 の 検証履歴の表示 を参照してください。
検証の実行時にホストが見つからない場合、コマンドはステータスを SKIPPED
と報告します。SKIPPED
のステータスは、検証が実行されないことを意味しますが、これは想定内です。さらに、検証の合格基準が満たされていない場合、コマンドはステータスを FAILED
と報告します。検証が FAILED
であっても、更新された RHOSP 環境を使用できないことはありません。ただし、検証が FAILED
の場合は、環境に問題があることを示している可能性があります。