4.2. テンペストクリーンアップの実行
tempest
テストを実行する前に、保存された状態を初期化する必要があります。これにより saved_state.json
ファイルが作成され、保持する必要があるオブジェクトがクリーンアップにより削除されるのを防ぎます。
--init-saved-state
フラグを指定して cleanup
コマンドを実行しない場合は、RHOSP オブジェクトが削除されます。
--init-saved-state
を指定して cleanup
コマンドを実行した後にオブジェクトを作成する場合、このオブジェクトは後続の tempest
コマンドで削除できます。
手順
保存された状態を初期化し、
saved_state.json
ファイルを作成します。# tempest cleanup --init-saved-state
クリーンアップを実行します。
# tempest cleanup
tempest cleanup
コマンドは tempest リソースを削除しますが、プロジェクトや tempest の管理者アカウントは削除しません。
saved_state.json
ファイルを修正して、保持または削除するオブジェクトの指定や除外を行うことができます。