B.4. Cisco Unified Computing System (UCS)
Cisco の UCS は、コンピュート、ネットワーク、ストレージのアクセス、仮想化リソースを統合するデータセンタープラットフォームです。このドライバーは、UCS に接続されたベアメタルシステムの電源管理を重視しています。
- pm_type
- このオプションを
pxe_ucs
に設定します。 - pm_user, pm_password
- UCS のユーザー名およびパスワード
- pm_addr
- UCS インターフェースの IP アドレス
- pm_service_profile
- 使用する UCS サービスプロファイル。通常
org-root/ls-[service_profile_name]
の形式を取ります。たとえば、以下のとおりです。"pm_service_profile": "org-root/ls-Nova-1"
補注
/etc/ironic/ironic.conf
ファイルを編集して、enabled_drivers
オプションにpxe_ucs
を追加し、このドライバーを有効化します。- director には、UCS 用に追加のユーティリティーセットも必要です。
python-UcsSdk
パッケージをインストールして、openstack-ironic-conductor
サービスを再起動します。$ sudo yum install python-UcsSdk $ sudo systemctl restart openstack-ironic-conductor.service