E.4. トランキングされたインターフェースでのネイティブ VLAN の使用
トランキングされたインターフェースまたはボンディングに、ネイティブ VLAN を使用したネットワークがある場合には、IP アドレスはブリッジに直接割り当てられ、VLAN インターフェースはありません。
たとえば、外部ネットワークがネイティブ VLAN に存在する場合には、ボンディングの設定は以下のようになります。
network_config: - type: ovs_bridge name: {get_input: bridge_name} dns_servers: {get_param: DnsServers} addresses: - ip_netmask: {get_param: ExternalIpSubnet} routes: - ip_netmask: 0.0.0.0/0 next_hop: {get_param: ExternalInterfaceDefaultRoute} members: - type: ovs_bond name: bond1 ovs_options: {get_param: BondInterfaceOvsOptions} members: - type: interface name: nic3 primary: true - type: interface name: nic4
注記
アドレス (またはルート) のステートメントをブリッジに移動する場合には、ブリッジから対応の VLAN インターフェースを削除します。該当する全ロールに変更を加えます。外部ネットワークはコントローラーのみに存在するため、変更する必要があるのはコントローラーのテンプレートだけです。反対に、ストレージネットワークは全ロールにアタッチされているため、ストレージネットワークがデフォルトの VLAN の場合には、全ロールを変更する必要があります。