3.6. Identity サービスエンドポイントの作成
Identity サービスが起動した後には、その API エンドポイントを定義する必要があります。Dashboard を含む一部の OpenStack サービスは、このレコードが存在しない限り機能しません。
以下の手順に記載するステップはすべて、Identity サービスをホストするサーバーに
root ユーザーとしてログインして実行する必要があります。
手順3.10 Identity サービスエンドポイントの作成
adminユーザーとして、Keystone にアクセスするためのシェルを設定します。source ~/keystonerc_admin
# source ~/keystonerc_adminCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OS_SERVICE_TOKEN環境変数は、管理トークンに設定します。これは、管理トークンの設定時に作成されたトークンファイルを読み取ることによって行います。[(keystone_admin)]# export OS_SERVICE_TOKEN=`cat ~/ks_admin_token`
[(keystone_admin)]# export OS_SERVICE_TOKEN=`cat ~/ks_admin_token`Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OS_SERVICE_ENDPOINT環境変数は、Identity サービスをホストするサーバーをポイントするように設定します。[(keystone_admin]# export OS_SERVICE_ENDPOINT='http://IP:35357/v2.0'
[(keystone_admin]# export OS_SERVICE_ENDPOINT='http://IP:35357/v2.0'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow IP は、Identity サーバーの IP アドレスまたはホスト名に置き換えます。- Identity サービスのサービスエントリーを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - v2.0 API Identity サービスのエンドポイントエントリーを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow IP は、Identity サーバーの IP アドレスまたはホスト名に置き換えます。注記
デフォルトでは、エンドポイントはデフォルトのリージョンであるRegionOneで作成されます。エンドポイントの作成時に異なるリージョンを指定する必要がある場合は、--region引数を使用します。
3.6.1. サービスのリージョン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Identity サービスにカタログ化されている各サービスは、そのリージョンによって特定されます。リージョンは通常、地理的な場所およびそのエンドポイントを示します。複数の Compute デプロイメントを使用する Red Hat OpenStack Platform 環境では、リージョンによりサービスを個別に分離することが可能となります。これは、Compute がインストールされた複数のシステム間でインフラストラクチャーを共有する強固な方法であるとともに、高度の耐障害性を実現します。
管理者は、複数のリージョン間で共有するサービスと、特定のリージョンのみで使用されるサービスを決定します。デフォルトでは、エンドポイントが定義されていてリージョンの指定がない場合には、
RegionOne という名前のリージョンに作成されます。
個別のリージョンの使用を開始するには、サービスエンドポイントの追加時に
--region の引数を指定します。
[(keystone_admin)]# keystone endpoint-create --region 'RegionOne' \ --service SERVICENAME\ --publicurl PUBLICURL --adminurl ADMINURL --internalurl INTERNALURL
[(keystone_admin)]# keystone endpoint-create --region 'RegionOne' \
--service SERVICENAME\
--publicurl PUBLICURL
--adminurl ADMINURL
--internalurl INTERNALURL
REGION は、エンドポイントが属するリージョンの名前に置き換えます。リージョン間でエンドポイントを共有する場合には、該当する各リージョンに、同じ URL を含むエンドポイントエントリーを作成します。各サービスの URL を設定する方法についての説明は、対象とするサービスの Identity サービスの設定情報を参照してください。
例3.1 個別のリージョン内のエンドポイント
以下に記載する例では、
APAC および EMEA のリージョンが Identity サーバー (identity.example.com) エンドポイントを共有する一方、リージョン固有の Compute API エンドポイントを提供します。