2.3. 環境の設定
本項では、Red Hat OpenStack Platform 8 Director インストールおよび使用 の 基本的なオーバークラウド要件の設定 のプロセスを使用します。
以下のワークフローを使用して環境を設定します。
- ノード定義のテンプレートを作成して director で空のノードを登録します。
- 全ノードのハードウェアを検査します。
- 手動でノードをロールにタグ付けします。
- フレーバーを作成してロールにタグ付けします。
2.3.1. ノードの登録 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ノード定義のテンプレート (instackenv.json) は JSON ファイル形式で、ノード登録用のハードウェアおよび電源管理の情報が含まれています。以下に例を示します。
プロビジョニングネットワークは IPv4 アドレスを使用します。IPMI アドレスも IPv4 アドレスでなければなりません。また、プロビジョニングネットワークを介してルーティングに直接接続または到達可能である必要があります。
テンプレートを作成したら、stack ユーザーのホームディレクトリーにファイルを保存し (/home/stack/instackenv.json)、director にインポートします。これを実行するには、以下のコマンドを使用します。
openstack baremetal import --json ~/instackenv.json
$ openstack baremetal import --json ~/instackenv.json
このコマンドでテンプレートをインポートして、テンプレートから director に各ノードを登録します。
カーネルと ramdisk イメージを全ノードに割り当てます。
openstack baremetal configure boot
$ openstack baremetal configure boot
director でのノードの登録、設定が完了しました。
2.3.2. ノードのハードウェアの検査 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ノードの登録後に、各ノードのハードウェア属性を確認します。以下のコマンドを実行して、各ノードのハードウェア属性を検証します。
openstack baremetal introspection bulk start
$ openstack baremetal introspection bulk start
このプロセスが最後まで実行されて正常に終了したことを確認してください。ベアメタルノードの場合は、通常 15 分ほどかかります。
2.3.3. ノードの手動でのタグ付け リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
各ノードのハードウェアを登録、検査した後には、特定のプロファイルにノードをタグ付けします。このプロファイルタグにより、ノードがフレーバーに照合され、次にそのフレーバーがデプロイメントロールに割り当てられます。
ノードリストを取得して UUID を把握します。
ironic node-list
$ ironic node-list
各ノードの properties/capabilities パラメーターに profile オプションを追加して、ノードを特定のプロファイルに手動でタグ付けします。たとえば、3 つのノードが Controller プロファイルを使用し、1 つのノードが Compute プロファイルを使用するようにタグ付けするには、以下のコマンドを使用します。
profile:compute と profile:control オプションを追加して、このノードがそれぞれのプロファイルにタグ付けされます。
手動でタグを付ける代わりに、自動プロファイルタグ付け機能を使用し、ベンチマークデータに基づいて、多数のノードに自動でタグ付けします。