第5章 CloudForms ライフサイクル管理
本章では、CloudForms Management Engine Automate コンポーネントの一部であるライフサイクルアクティビティーについて説明します。これらのアクティベーターには、インスタンスのプロビジョニングおよび終了を含めることができます。CloudForms Management Engine Automate は、管理イベントと管理または運用アクティビティーのための、リアルタイム、双方向プロセスの統合、適応の自動化を可能にします。
- サービスレベルのリソース適用による 操作管理。
- リソース管理: データストアのクリーンアップ、スナップショットのエージングと実施、および仮想マシン/インスタンスのエージングと廃止が含まれます。
- 強制されたクローズループ 変更管理を含む、設定および変更 の管理。
- プロビジョニング、カスタマイズ、設定、承認、CMDB の更新、廃止を含む ライフサイクル管理。
重要
プロビジョニングには、Automation Engine サーバーのロールを有効にする必要があります。Configure > Configuration > Server > Server Control でサーバーのロール設定を
確認します。
5.1. Provisioning
仮想マシンまたはクラウドインスタンスがプロビジョニングされると、複数のフェーズが実行されます。
- フェーズ 1 - リクエストを行い、所有者情報、タグ、仮想ハードウェア要件、オペレーティングシステム、および要求のカスタマイズを含める必要があります。
- フェーズ 2 - リクエストは、自動または手動のいずれかの承認フェーズを通過する必要があります。
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フェーズ 3 - リクエストが実行されます。プロビジョニングのこの部分は、事前処理および後処理後の処理で設定されます。事前処理は、ユーザーの IP アドレスを取得し、CMDB インスタンスを作成して、リクエストの情報に基づいて仮想マシンまたはインスタンスを作成します。post-processing は、CMDB インスタンスをアクティブにし、ユーザーにメールを送信します。プロビジョニングの手順は、CloudForms Management Engine を使用していつでも変更できます。