2.2.4. ネットワーク


RHOSO 18.0.21 をデプロイする前に、このバージョンで導入されたネットワーク関連のアップデート内容を理解しておいてください。

2.2.4.1. 既知の問題

RHOSO 18.0.21 をリリースする前に、このバージョンに存在する既知の問題点を理解しておいてください。

mac_binding_age_threshold0 に設定する必要がある

mac_binding_age_threshold のデフォルト値は 300 です。コア OVN のバグ [1] が修正されるまで、mac_binding_age_threshold を 0 に設定する必要があります。コア OVN のパッチがリリースされ、パッチを RHOSO 18.0 に組み込んだ後、mac_binding_age_threshold300 にリセットする必要があります。

このバグにより、OVN はローカルネットワークに接続されているすべてのポートに対して、Address Resolution Protocol (ARP) メッセージと近隣探索プロトコル (ND) メッセージを送信してしまいます。別のシャーシにある Logical_Router ポートがゲートウェイ IP を検出すると、MAC_Binding レジスターが作成され、誤った MAC アドレスを含む ARP/ND が返信されます。これにより、外部のスイッチやルーターで混乱が発生します。

[1] https://github.com/ovn-org/ovn/commit/215b0a1e314e941b309e9b84c7679cc3e8b28a48

Jira:OSPRH-28764

動的ルーティング環境で DNS サービスがサポートされていない

RHOSO 18.0 では、BGP を使用する動的ルーティング環境で RHOSO DNS サービス (designate) がサポートされていません。designate-worker Pod が designate-backendbind9 Pod を設定できないため、結果として DNS サービスが正常に動作しません。この原因は、ワーカー Pod が共通のネットワークアタッチメント定義と共通のサブネット範囲を使用してバックエンドの BIND 9 Pod に接続しようとすることにあります。これは BGP が設定されている場合は正常に機能しません。BGP 環境では、Pod 同士が接続する際に異なるサブネット範囲を使用する必要があるためです。回避策: 既知の回避策はありません。

Jira:OSPRH-17569

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