Red Hat Process Automation Manager 7.0 のパッチ修正
概要
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Red Hat Process Automation Manager をお使いの場合は、Red Hat カスタマーポータルで公開されている Red Hat Process Automation Manager への製品更新を、お使いの Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションに適用して、機能強化および修正を最新に保つことができます。お客様がより簡単に Red Hat Process Automation Manager および Process Server に更新を適用できるように、Red Hat では、新しいパッチリリースに対応するパッチツールおよび製品通知をご用意しています。
前提条件
- Red Hat Process Automation Manager 7.0 または 7.0.x がインストールされている。インストールオプションは『Red Hat Process Automation Manager インストールの計画』を参照してください。
- Red Hat カスタマーポータルアカウント
第1章 Red Hat Process Automation Manager のバージョン管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Process Automation Manager のバージョンには、メジャーリリース、マイナーリリース、およびパッチリリースのそれぞれの数字を組み合わせた メジャーリリース.マイナーリリース.パッチリリース という書式が使用されています。たとえば、7.0.1 というバージョンは、メジャーリリースが 7.x.x、マイナーリリースが 7.0.x、パッチリリースが 7.0.1 となります。メジャーリリースでは、大抵の場合はデータ移行が求められますが、マイナーリリースの更新やパッチの更新は、通常 Red Hat Process Automation Manager リリースアーティファクトで提供されるアップグレードおよび更新ツールで管理されます。
以下は、Red Hat Process Automation Manager の一般的なリリースの種類になります。
- メジャーリリースの移行
Red Hat Process Automation Manager のメジャーリリースには、かなりの数の機能強化、セキュリティー更新、バグ修正が含まれており、再設計された機能も含まれている可能性があります。Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 から Red Hat Process Automation Manager 7.0 など、メジャーリリースから別のメジャーリリースにアプリケーションを移行すると、データ移行が必要になる場合があります。移行を容易にするために、Red Hat Process Automation Manager の新しいメジャーバーションで、自動化した移行ツールがしばしば提供されますが、 特定のデータおよび設定を手動で処理する必要があります。サポートされる移行パスは、製品のお知らせおよびドキュメントに指定されています。
たとえば、移行の方法については『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 から Red Hat Process Automation Manager 7.0 への移行』を参照してください。
- マイナーリリースのアップグレード
Red Hat Process Automation Manager のマイナーリリースには、機能強化、セキュリティー更新、およびバグ修正が含まれます。通常、データ移行は、Red Hat Process Automation Manager 7.0 から Red Hat Process Automation Manager 7.1 へなど、次のマイナーリリースにアプリケーションをアップグレードする場合は必要になりません。大抵の場合、アップグレードを容易にするために、自動化されたアップグレードツールが、新しいマイナーバージョンの Red Hat Process Automation Manager で提供されます。
現時点では、Red Hat Process Automation Manager 7.0 にはマイナーリリースのアップグレードが適用されません。
- パッチの更新
- 通常、Red Hat Process Automation Manager のパッチの更新には、最新のセキュリティー更新、およびバグ修正が含まれます。予定されているパッチ更新には、製品のマイナーバージョンに対してすでにリリースされているパッチ更新がすべて含まれるため、更新を最新の状態にするために、パッチの更新を 1 つ 1 つ適用していく必要はありません。たとえば、Red Hat Process Automation Manager 7.0.0 または 7.0.1 は Red Hat Process Automation Managerr 7.0.2 に更新できますが、Red Hat Process Automation Manager で最適なパフォーマンスを得るためには、製品の更新が利用可能になったらすぐに適用する必要があります。また、既存製品の通常の更新サイクルとは別に、予定されていないパッチ更新がリリースされる場合があります。これには、特定の問題を修正するために、Red Hat グローバルサポートサービス (GSS) が提供するセキュリティーなどの更新が含まれる可能性があり、累積的な更新ではない場合があります。更新を容易にするために、Red Hat Process Automation Manager のパッチリリースで、自動化されたパッチツールがしばしば提供されます。
Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションに最新の機能強化および修正が含まれるようにするには、 製品リリースや更新が Red Hat カスタマーポータルで利用可能になったら、Red Hat Process Automation Manager に適用します。Red Hat カスタマーポータルで製品の通知を有効にすることも検討してください。
製品通知を有効にする方法は「2章Red Hat カスタマーポータルで Red Hat Process Automation Manager の通知の有効化」を参照してください。
第2章 Red Hat カスタマーポータルで Red Hat Process Automation Manager の通知の有効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat カスタマーポータルで通知を有効にして、Red Hat Process Automation Manager の更新およびお知らせを受け取ることができます。Red Hat Process Automation Manager に関して通知されるのは、ドキュメントの更新または追加、製品リリース、およびパッチ更新となります。通知を有効にすれば、Red Hat カスタマーポータルで利用可能になった場合に、Red Hat Process Automation Manager に製品の更新を適用し、Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションで最新の機能強化と修正を維持するのが簡単になります。
前提条件/事前作業
Red Hat カスタマーポータルのアカウントがあり、ログインしている。
手順
- Red Hat カスタマーポータルウィンドウの右上隅で、プロファイル名をクリックして 通知 をクリックします。
- 通知 タブを選択し、通知の管理 をクリックします。
- フォロー の横にあるドロップダウンメニューから 製品 を選択し、表示されたドロップダウンメニューから Red Hat Process Automation Manager を選択します。
- 通知設定を保存 をクリックします。
必要に応じて、その他の製品の通知も同じように追加できます。
第3章 Red Hat Process Automation Manager へのパッチ更新の適用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
通常、Red Hat Process Automation Manager のパッチの更新には、最新のセキュリティー更新、およびバグ修正が含まれます。予定されているパッチ更新には、製品のマイナーバージョンに対してすでにリリースされているパッチ更新がすべて含まれるため、更新を最新の状態にするために、パッチの更新を 1 つ 1 つ適用していく必要はありません。たとえば、Red Hat Process Automation Manager7.0.0 または 7.0.1 を Red Hat Process Automation Manager 7.0.2 に更新することはできますが、Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションに最新の修正が適用されるようにするには、パッチの更新が利用可能になったらすぐに適用する必要があります。
大抵の場合は、Business Central、Process Server、ヘッドレスの Process Automation Manager コントローラーなど、Red Hat Process Automation Manager の特定コンポーネントの更新を容易にする自動化パッチツールが提供されます。プロセスエンジンやスタンダードの Business Central など、その他の Red Hat Process Automation Manager アーティファクトは、各パッチ更新が含まれる新しいアーティファクトとしてリリースされるため、再インストールして更新を適用する必要があります。
Red Hat Process Automation Manager への更新だけが、Red Hat Process Automation Manager パッチ更新に含まれます。Red Hat JBoss EAP へのパッチは、Red Hat JBoss EAP パッチ配信を使用して適用する必要があります。詳細は Red Hat JBoss EAP の『パッチおよびアップグレードガイド』を参照してください。
前提条件/事前作業
Red Hat Process Automation Manager インスタンスおよび Process Server インスタンスが実行していない。Red Hat Process Automation Manager または Process Server のインスタンスを実行している間はパッチ更新を適用しないでください。
手順
Red Hat カスタマーポータルの Software Downloads ページに移動し (ログインが必要) 、ドロップダウンオプションから選択およびバージョンを選択します。
例:
- Product: Process Automation Manager
- Version: 7.0.1
Patches をクリックし、Red Hat Process Automation Manager [VERSION] Patch Update をダウンロードし、ダウンロードした
rhpam-$VERSION-patch.zipファイルを一時ディレクトリーに展開します。このパッチ更新ツールは、Business Central、Process Server、およびヘッドレス Process Automation Manager コントローラーなど、Red Hat Process Automation Manager の一定のコンポーネントの更新を自動化します。このツールを使用して最初に更新を適用し、Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションに関連するその他のパッチ更新、または新しいリリースアーティファクトをインストールします。
パッチ更新ツールがファイルを更新しないようにするには、展開した
rhpam-$VERSION-patchディレクトリーに移動し、blacklisted.txtファイルを開き、更新しないファイルの相対パスを追加します。ファイルが
blacklist.txtファイルの一覧に追加されていると、パッチ更新スクリプトは、そのファイルを新しいバージョンに置き換えずにそのまま残し、新しいバージョンのファイルに.new接尾辞を付けて追加します。ブラックリストのファイルが配布されなくなると、パッチの更新ツールは、.removed接尾辞の付いた、空のマーカーファイルを作成します。新しいファイルをそのままにするか、手動でマージするか削除します。blacklisted.txtファイルで除外されるファイルの例:WEB-INF/web.xml // Custom file styles/base.css // Obsolete custom file kept for record更新後の、ブラックリストに指定されたファイルディレクトリー内のコンテンツ:
$ ls WEB-INF web.xml web.xml.new$ ls styles base.css base.css.removedコマンドの端末で、
rhpam-$VERSION-patch.zipファイルから展開した一時ファイルに移動し、以下の形式でapply-updatesスクリプトを実行します。重要パッチ更新を行う前に、Red Hat Process Automation Manager インスタンスおよび Process Server インスタンスが実行していないことを確認します。Red Hat Process Automation Manager または Process Server のインスタンスを実行している間はパッチ更新を適用しないでください。
Linux システムまたは Unix ベースのシステムの場合:
$ ./apply-updates.sh $DISTRO_PATH $DISTRO_TYPEWindows の場合:
$ ./apply-updates.bat $DISTRO_PATH $DISTRO_TYPE$DISTRO_PATHの部分は、関連するディストリビューションディレクトリーへのパスで、$DISTRO_TYPEの部分は、このパッチを更新しているディストリビューションの種類となります。Red Hat Process Automation Manager パッチ更新ツールでは、以下のディストリビューションの種類がサポートされます。
-
business-central-eap7-deployable: Business Central (business-central.war) を更新します。 -
kie-server-ee7: Process Server (kie-server.war) を更新します。 -
controller-ee7: ヘッドレス Process Automation Manager controller (controller.war) を更新します。
Red Hat JBoss EAP で、Red Hat Process Automation Manager の完全ディストリビューションに対する Business Central および Process Server へのパッチ更新の例:
./apply-updates.sh ~EAP_HOME/standalone/deployments/business-central.war business-central-eap7-deployable ./apply-updates.sh ~EAP_HOME/standalone/deployments/kie-server.war kie-server-ee7ヘッドレス Process Automation Manager コントローラーへの更新例 (使用している場合):
./apply-updates.sh ~EAP_HOME/standalone/deployments/controller.war controller-ee7パッチ更新スクリプトは、展開した
rhpam-$VERSION-patchディレクトリーに、指定したディストリビューションのコピーを含むbackupディレクトリーを作成してから、更新を行います。-
更新ツールが完了したら、パッチ更新ツールをダウンロードした、Red Hat カスタマーポータルの Software Downloads ページに戻り、Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションに関するその他のパッチ更新または新しいリリースアーティファクトをインストールします。
プロセスエンジンまたはその他のアドオンに関する
.jarなど、Red Hat Process Automation Manager ディストリビューションにすでに存在しているファイルについては、ファイルの既存のバージョンを、Red Hat カスタマーポータルから取得した新しいバージョンと取り替えます。エアギャップ環境など、スタンドアロンの Red Hat Process Automation Manager 7.0.0 Maven Repository アーティファクト (
rhpam-7.0.0-maven-repository.zip) を使用する場合は、Red Hat Process Automation Manager [VERSION] Incremental Maven Repository をダウンロードして、ダウンロードしたrhpam-$VERSION-incremental-maven-repository.zipファイルを既存の~/maven-repositoryディレクトリーに展開して、関連するコンテンツを更新します。例:
$ unzip -o rhpam-7.0.1-incremental-maven-repository.zip -d $REPO_PATH/rhpam-7.0.0-maven-repository/maven-repository/- 関連する更新をすべて適用したら、Red Hat Process Automation Manager および Process Server を起動して、Business Central にログインします。
Business Central 内のすべてのプロジェクトデータが存在して正確であることを確認し、Business Central ウィンドウの右上隅でプロファイル名をクリックし、About をクリックして、更新した製品バージョン番号を確認します。
Business Central でパッチエラーが発生したり、データが不足していることが通知されたら、
rhpam-$VERSION-patchディレクトリーのbackupディレクトリーにコンテンツを復元し、パッチ更新ツールへの変更を戻します。Red Hat カスタマーポータルで Red Hat Process Automation Manager の以前のバージョンから、関連するリリースアーティファクトを再インストールできます。以前のディストリビューションを復元したら、パッチ更新を再実行してください。
第4章 関連資料 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
付録A バージョン情報 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Documentation last updated on: Monday, October 1, 2018.